渡り鳥が集う東崎(あがりざき):西には西崎(いりざき)/太陽が上がり、入る。
 今までいくつかの離島を訪れてきて、鳥相を含め動植物相は島の面積が小さいほど貧弱であると感じてきた。今回、石垣と与那国を訪れ、ますますその感を強くした。同じ民宿に泊まっていたホタル研究の生物学者にその思いを伝えると、おおよそ賛同してくれた上、「面積に加えて標高も大きな要素である」と教えてくれた。

 面積が小さく、標高差が少ないと豊かな食物連鎖を形成するだけの豊富な餌が存在しないことが主な原因であろう。渡り鳥が多く追加することで有名な舳倉島の留鳥は数種類しかおらずそれこそとても貧弱である。

 それでもなお小さな離島を訪れるのは、希少な渡り鳥が一時滞在する際、島が狭いため見つけやすいことによる。東京を発つまえ、ここ与那国で期待したのは具体的な種を想定するよりはむしろ、予想もしない珍鳥へのあこがれだった。

 与那国にはプロを含めた超ベテランのカメラマンが7,8人集まっていた。中の一人は1ヶ月半も滞在するという。まさに”珍鳥ハンター”の方々であった。



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■アカガシラサギ Chinese Pond Heron


■シマアジ Garganey  <コガモの群れの中に一羽だけ混じっていた>


■サシバ Grey-faced Buzzard  <与那国はサシバの渡りでも有名らしい>


■オオチドリ Oriental Plover  <レベル4の稀少種>


■コチドリ Little Ringed Plover


■ムナグロ Pacific Golden Plover  <学校の校庭に数十羽が群れていた>


■サルハマシギ Curlew Sandpiper


■オジロトウネン Temminck's Stint  <撮影した後、しばらくしてトウネンでないことに気がついた>


■ツバメチドリ Oriental Pratincole  <憧れていたきれいな雄の個体である>


■シマアカモズ[亜種] Brown Shrike (subspecies)


■タイワンヒヨドリ[亜種] Brown-eared Bulbul(subspecies)  <イシガキヒヨドリより少し嘴が太い>


■イソヒヨドリ Blue Rock Thrush  <目の前で、アピール、交尾、そして別れを演じてくれた>


■ギンムクドリ Red-billed Starling  <最も多い時で約40羽の群れだった>


■ホシムクドリ European Starling  <日本では少なくても、繁殖地では"common"なのであろう>


■ツメナガセキレイ Yellow Wagtail  <換羽中だろうか、黄色の部分がマダラである>


■ホオジロハクセキレイ[亜種] White Wagtail (subspecies)  <シベリアハクセキレイにも似ている>


■マミジロタヒバリ Richard's Pipit <長く続いた曇りの日々の後、晴れたら40羽程度の群れは渡去した>


■ムネアカタヒバリ Red-throated Pipit  <マミジロタヒバリの群れの中にわずか交じっていた>


■ミヤマホオジロ Yellow-throated Bunting  <ゆっくり走る車の前にふいと飛び出してきた>

■風物


 ・島に二基ある風車。一日だけ止まっていたが、他の日は目いっぱい動いていた。孤島は潮風が強い。


 ・吹き続ける強い風で大きな波が次々と打ち寄せる。


 ・小形で人懐こい与那国馬


 ・ナミエシロチョウ♂  晴れた日に一斉に出てきた


 ・ナミエシロチョウ♀


 ・ナミエシロチョウの群

観察・撮影鳥リスト
(‥‥は初見)  ◎:数羽以上の群れ、○:数羽以下、●:初見。




種 名

25日
午後
薄曇
26日
薄曇

27日


28日


29日
快晴

30日
午前


備 考

01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
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15
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19
20
21
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26
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28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
 キンクロハジロ
 コガモ
 シマアジ
 リュウキュウキジバト[亜種]
 アオサギ
 アマサギ
 コサギ
 チュウサギ
 ダイサギ
 アカガシラサギ
 ゴイサギ
 オオバン
 シロハラクイナ
 コチドリ
 オオチドリ
 オジロトウネン
 サルハマシギ
 ツバメチドリ
 ムナグロ
 サシバ
 チョウゲンボウ
 ハヤブサ
 ミサゴ
 ツバメ
 シロガシラ
 シマアカモズ
 ツグミ
 イソヒヨドリ
 タイワンヒヨドリ[亜種]
 キセキレイ
 ツメナガセキレイ
 ハクセキレイ
 ホオジロハクセキレイ[亜種]
 ギンムクドリ
 ホシムクドリ
 ムクドリ
 スズメ
 ジョウビタキ
 ミヤマホオジロ
 マミジロタヒバリ
 ムネアカタヒバリ
 アトリ


























































































































































































































































 25〜29日の間、池を観察しなかったので水鳥を見ていない。



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