クレイ・ボトム池/スミス・オークス自然保護区/ハイ・アイランド  2023-4-14
 2023年


主要更新
◆'23-12-23:ナキイスカをナキイスカモドキと改名。
◆'22-9-17:本欄新設
■2023年の目標

  特に撮りたい鳥

オオヨシゴイ
キアオジ
キョクアジサシ
コベニヒワ
コグンカンドリ
コケワタガモ
セグロカッコウ
チシマシギ
ツノメドリ
ナキイスカ
ヒメクイナ
ヒメハマシギ
  目標外の日本で撮影した初見野鳥:6種達成 ---- <2023-7-11現在>  ( ):亜種

ハッカチョウ[海外既撮]
マダラチュウヒ
ヒメカモメ
チョウセンオオルリ(昇格)
ホイグリンカモメ モンゴルカモメ[海外既撮]
  目標外の外国で撮影した初見野鳥:121種達成 ---- <2023-4-24現在>

ヒューストン探鳥( 初見121種、一覧表参照)

■2023-12-31 高月地区 曇り
 大晦日なので探鳥仕舞いとフラッと寄ってみた。目ぼしい野鳥おらず。
【観察鳥】アオサギ、オオバン、マガモ、コガモ、カルガモ、キジバト、カラス(大群)、ムクドリ(群)、ハクセキレイ

■2023-12-29 館林市 快晴
 3日前には午前中に3回出現、一昨日は2回、昨日は0である。3日前には来ていない。一昨日、9時半に着いたので8時半の出現には出遇わなかった。昨日は私を含めておおよそ30人いたカメラマンは全員空振り。 しかし、確実に抜けたという情報がない限りは追い続けるつもりである。亜種とはいえライファー(初見鳥)であるから執念深く追い続ける。
 本日も5時起きで現地には6時40分に着いた。昨日よりは暖かく、雲ひとつない。間もなく陽が照りだした後、7時30分に目の前の電柱に留まった。 それから11時までの間、何箇所か止まる場所を替えたが居続けてくれた。満足したのか、11時には私を含めて過半数のカメラマンが退出した。

「真剣に狙う」左から二本目の電柱の上。
【観察鳥】初見:ウスハヤブサ[亜種]、その他:アオサギ、オオバン、オオハクチョウ(〜60)、コハクチョウ、 マガモ、オナガガモ、トビ、カラス、セグロセキレイ

■2023-12-28 館林市 曇りのち快晴
 昨日は最後の8時半ごろ出たというので、今日は5時起きで現地に6時半に着いた。まだ薄暗く、氷点下2℃がしばらく続いた。結局12時までウスハヤブサは出ずじまい。11時にはピークでは30人ほどいたカメラマンの8割は退出した。昨日の9時半には見られなかったオオハクチョウの群れが沼(約320mX180m)にたむろしていたが、間もなく採餌に大部分が飛び去った。
 帰りに直線距離にして数kmの処の渡良瀬遊水地に寄ってみたが、広い地域の二ヶ所だけにそれぞれ一人づつカメラマンがいただけだった。様子を見ただけで退出した。
【観察鳥】アオサギ、オオバン、オオハクチョウ(〜80)、マガモ、オナガガモ、ノスリ、トビ、カラス

■2023-12-27 館林市 晴
 T.I氏のウスハヤブサ情報でT.T氏を誘って三人で来た。「ウスハヤブサ」とは初耳である。数冊持っている日本の野鳥図鑑のうち、一冊だけに載っていた。8時にT.I氏宅を出て、9時半に着いた。12時までいたけれど出なかった。昨日は午前中に三回、今日は暗いうちと8時半の二回出たそうである。ピークでは30人ほどいたカメラマンも12時には半分以下になっていた。午後は出ないと皆が考えているのだろう。ひと時タゲリの群れが訪れて沼に降りた。
【観察鳥】アオサギ、オオバン、マガモ、ノスリ(1)、トビ、ドバト(〜50)、カラス(〜30)、タゲリ(〜15)、カワラヒワ(〜10)

■2023-12-22 岡谷市 晴
 T.I氏のベニマシコ情報でT.T氏を誘って三人で来た。晴れていたが今年一番の寒さで標高1100mの現地は10時半過ぎで-3℃であった。イスカはおおよそ50羽の大群で梢を行った来たりした。T.I氏のターゲットのベニマシコは♂♀1羽づつだった。十分に撮れたので12時に退出した。カメラマンはピークで20人ほどであった。
 イスカの群れの中にいかにもナキイスカと思われる白い二筋の斑紋がある個体が見つかった。「すわ、本物!」と飛び上がったが、詳細に見ていくと斑紋の形状はナキイスカそっくりだが、産毛のようで羽そのものが白くない。やはりイスカの個体差なのかと識別した。
 「河口湖にいたナキイスカはただのイスカだったらしい」と二、三人のカメラマンが話しているのに加わり、河口湖で撮った当時のナキイスカと判別した個体をただのイスカとしたことと連動した修正である。ただ、心残りがあるのでナキイスカモドキと勝手に名付けて掲載し続けることとした。
【観察鳥】イスカ(〜50)、ベニマシコ(2)、マヒワ(1)、キジバト(2)、ハシボソガラス(1)

■2023-12-19 埼玉県川島町 晴
 荒川からの帰り、かねてから来る予定だったタゲリの場所を訪問した。広い軽飛行機飛行場の端から端まで探してやっと一羽見つかった。それを撮ったのち帰り際に10羽ほどいるのを見つけた。200m以上遠方で写真にならないので引き上げた。
【観察鳥】キジ、タゲリ(〜10)、ツグミ、ヒヨドリ

■2023-12-19 荒川/埼玉県深谷市 晴
 ホオジロガモの情報をT.I氏からいただき、T.T氏と三人で訪れた。居たことはいたのだが荒川左岸からは南に向かって真逆光でかつ距離も200m以上ある。対岸に観鳥台(後で自然観察テラスと判明)のような広い柵が見えたので5kmばかり走って右岸に来てみた。すぐには見つからなかったが上流から歩いてきたカメラマンに聞いたら上流200mほどのところに15羽ばかりいると教えてくれた。行ってみると100mほど先の対岸に10羽ほどが見つかった。
【観察鳥】カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ホオジロガモ(〜10)、コガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、カルガモ、オオバン、ハクセキレイ

■2023-12-8 青梅市 快晴
 白いスズメは早朝から午前中が良いと勧められ、9時に来てみた。11時までの間に数回出てくれて、ほぼ満足のいく画像が撮れた。
【観察鳥】キジバト、カラス、ジョイうビタキ、シジュウカラ、スズメ(〜30)、アルビノ・スズメ(1)

■2023-12-7 秋ケ瀬公園 快晴
 桜草公園でベニマシコが出ていると聴いたので、そこへ向かった。数人のカメラマンがおり、そこに加わった。ベニマシコは1回顔を出したが、遠方でかつ小枝に邪魔されてまともな写真は撮れなかった。帰り際、近くに10人ほどのカメラマンがおり、そこに加わったが、一度だけちょこっと姿を見せただけで消えた。4時まで粘ったがまともな成果無し。
【観察鳥】ベニマシコ(♂1、♀1)、ジョウビタキ、ホオジロ、カワラヒワ、エナガ、ツグミ、メジロ、ハシボソガラス

■2023-12-7 伊佐沼 快晴
 3日前、T.I氏からクロツラヘラサギの情報をいただいたのだが、一昨日昨日と所用がありT.T氏を誘っての3人の訪問は今日となった。現場に着くと、広い沼の南端に20人ほどのカメラマンがおり、その前の沼の遠方にカワウの群れと共に顔を埋めた二羽のクロツラがいた。時々、沼のあちこちに飛んでは餌を捕り、また元の場所に戻って休息した。
 カメラマンの中にT.I氏の知人がいて、秋ケ瀬公園でベニマシコを撮ったという。クロツラも十分撮ったので、急遽秋ケ瀬公園に向かった。
【観察鳥】カワウ、マガモ、ヒドリガモ、コガモ、カルガモ、アオサギ、ダイサギ、クロツラヘラサギ(2)、コチドリ、セイタカシギ、ユリカモメ

■2023-11-28 月夜山麓 快晴
 去年のここは全くの不作だったが、今年はどうかと訪れてみた。カラスザンショウあるいはヌルデの実はかなり付いていたが、「3ケ月ぶりで来た」と言うカメラマン一人がクマタカを狙っていただけだった。3時間いたがたった一羽の野鳥も出ず、彼のカメラマンも2時間余りで退出した。12月中旬に再度来てみたいと思うが、もうここは不適なのかもしれない。原因は全く不明。
【観察鳥】無し。

■2023-11-27 水元公園 快晴
 5日前ミゾゴイを狙ってここに きたが、土地のカメラマンたちの話でミゾゴイはこの2、3日見られず、オオタカにでもやられたという噂であった。ツミと違って枝の混んでいる林の中を飛び回るのが苦手なオオタカが、陽のささない林床をはいずりまわってミミズを掘り返しているミゾゴイを狙うとは思えなかったので、再度訪れた。1時過ぎに着いて前回のベンケイヤマガラのスポットに行ったところ、すぐそばに10人ほどのカメラマンが林の中を凝視している。ミゾゴイと直感した。ただ、2時間ほど待ったが枝や葉に隠れて全身を現してはくれなかった。カメラマンはピークで30人を超えた。一方、期待していたベンケイは先日のスポットではヤマガラ共々全く姿を現さなかった。別の場所にいたのだろう。
【観察鳥】アオサギ、ダイサギ、ミゾゴイ、アカゲラ、ルリビタキ

■2023-11-25 青梅市 快晴
 T.I氏からの連絡で白いスズメが3羽いるという。しばらくぶりで来てみた。夕方になるとカメラマンが7,8人集まってきた。彼らの話だと白いスズメが4羽いるらしい。ただ、他の3羽は頭だけ白のまだら模様とか体の一部だけだとのこと。偶然集まったと考えるより、一番の親から生まれた兄弟と考えるのが妥当だろう。スズメの出は悪かったが今までで一番良い画像が撮れた。
【観察鳥】オオタカ、スズメ(〜50)、アルビノ・スズメ(1)

■2023-11-22 水元公園 快晴
 二日前、富士河口湖町でイスカを撮っている最中、水元公園でミゾゴイが出ていると教えられた。T.T氏、T.I氏を誘って来てみたところ、広大な公園のどこを探してよいか迷い、道で出遇った何人かのカメラマンに聞いて、カメラマンが10人ほど集まっているスポットにたどりついた。彼らはベンケイヤマガラとサンショウクイを撮っている集団だった。
 いっぽう土地のカメラマンたちの話ではミゾゴイはこの二、三日見られず、オオタカにでもやられたという噂であった。ベンケイヤマガラとサンショウクイを撮って退出した。広い池には遠くて識別できなかったがカモ類が多かった。
 帰ってからサンショウクイの画像を見たら、亜種リュウキュウサンショウクイだった。本来のサンショウクイを駆逐する勢いらしい。
【観察鳥】カンムリカイツブリ(2)、オオバン、アオサギ、ダイサギ、カルガモ、ヒドリガモ、ハシブトガラス、リュウキュウサンショウクイ、ヒヨドリ、エナガ、ベンケイヤマガラ(1)、ヤマガラ、メジロ

■2023-11-20 西湖野鳥の森 快晴
 帰りに寄ってみた。12時半過ぎに着いたところ15分ほどしてイスカの群れが訪れた。ほぼ同じような規模の群れだったが富士河口湖のスポットから15kmほど離れているので別の群れだろう。わざわざここまで来る理由がない。群れはギャラリーの前の小さな人工池におりて水を飲んだ。
【観察鳥】イスカ(〜10)、マヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ

■2023-11-20 富士河口湖町 快晴
 ナキイスカにもう一度遇いたいと訪れたが、3時間の滞在も空振りだった。イスカの出も悪い。約 30人のカメラマンがいたがナキイスカの話題は出ていなかった。上空に時々ハイタカが飛んだが、そのためにイスカの出が悪いのではないかとの現地での話題だった。快晴だったが、むしろ逆光や半逆光なので画像の出来はよくない。
【観察鳥】ハイタカ、イスカ(〜15)、マヒワ(〜5)、シジュウカラ、ヒガラ

■2023-11-15 富士河口湖町 薄曇り
 T.I氏からイスカの情報をもらってT.T氏と三人で訪れた。予想よりカメラマンは少なくておおよそ15人が大砲を据えていた。現地に3時間いたが、ほぼ1時間に一度10から20羽のイスカの群れが訪れ、そのうちの10羽ほどが目の前の水盤の水を飲んだ。 アトリやマヒワの群れはそれより多く頻繁に訪れた。
 その間、枝の上に留まっていた雌のイスカを撮っていたら誰かが「ナキイスカだ!」と小さく叫んだ。 良く見ると羽に二本の白い筋がある。ナキイスカだと直感した。ナキイスカは北海道まで撮りに行くつもりほど撮るのを欲していた。久しぶりに大いに高揚した。
 ただ、詳細に調べてみると、イスカの雌の羽縁がうっすらと白くなっている個体も図鑑やネットにあり、本個体の白筋はまっとうなナキイスカにしては細い。ここでは仮にナキイスカとしたが、イスカである可能性も五分五分と考えざるを得ない。
 <2023-12-23追記>ナキイスカをナキイスカモドキと改名し、初見から外す。
【観察鳥】イスカ(群)、ナキイスカモドキ、アトリ(群)、マヒワ(群)、シジュウカラ、ヤマガラ

■2023-11-9 鎌倉市 快晴
T.T氏、T.I氏を誘って再度訪れた。10時半ごろ着いた後、前回と同様なかなか姿を見せなかったが、退出する1時過ぎまでは何回か出てくれた。偶然にもホバリングから飛び込んで小さなエビを捕えてきたところが撮影できた。あの高さから水中にいる半ば透明なコエビを見つけるとは驚嘆に値する。どれだけの視力があるのだろうか。
【観察鳥】アオサギ、コサギ、ヒドリガモ(〜20)、カルガモ、イソシギ、アルビノ・カワセミ(♀1)、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、スズメ

■2023-11-8 青梅市 快晴
サバクヒタキからの帰り、T.I 氏宅で休んでから白いスズメを見に現地スポットで1時半から3時まで待った。一度草陰にチラッと見えたが撮影はできなかった。
【観察鳥】キジバト、ハシボソガラス、スズメ(〜100)、アルビノ・スズメ(1)[未撮影]

■2023-11-8 福生市 快晴
昨晩T.I氏よりサバクヒタキの情報をもらった。7年前わざわざ愛媛の西条市まで足を運んだほどの珍鳥である。 T.T氏を誘って三人で出かけた。9時半ごろ着いたが、すでに二、三十人ほどのカメラマンがおり、その目の前10mほどにサバクヒタキがいた。11時過ぎに退出するまでカメラマンの前で餌を獲ってくれた。よほど人に慣れているようで、ほとんど人を見たことがないので警戒心がないのかと思わせる。退出するころにはカメラマンは優に数十人に膨らんでいた。
【観察鳥】サバクヒタキ(1)、ジョウビタキ、ハクセキレイ

■2023-11-4 鎌倉市 快晴、夏日
一昨日のコクガン・スポットで出遇った中年女性バーダーから、大船フラワーセンターの近くの川に白いカワセミがいると教えられた。最盛期には数十人以上のカメラマンが集まったそうである。帰宅してからネットを見るとほぼ一か月前の写真が載っていた。完全な白ではないが、明らかに白い部分が体の大部分を覆っている。
日にちが経っているので駄目元と訪れてみた。10時半ごろ着いたところカメラマンは二人いて、その一人は近くに住むという。色々状況を教えてもらいながら待っていると12時過ぎに出てくれた。何回か川を行ったり来たりして楽しませてくれた。1時過ぎに退出した。教えてくれたカメラマンによると、初めは白かった体が大分本来の姿に変わりつつあるという。アルビノ個体ではあまり聞かない状態だ。
 飛んでいるところの撮影ではとうてい合焦しないだろうと思っていたが、背景に持っていかれることなくかなり広範囲に良画像が得られた。600mm/F6.3+Z8の能力を大いに見直した。
【観察鳥】アオサギ、コサギ、ヒドリガモ(〜20)、カルガモ、トビ、イソシギ、アルビノ・カワセミ(♀1)、カワセミ、ハクセキレイ、スズメ

■2023-11-3 青梅市 晴
12時過ぎに着いたが4時過ぎまで白いスズメは出ず。ようやく群れと一緒にいるところを撮影できた。比較的近くで撮れたが枯れ草の葉や枝に隠れている。
【観察鳥】ハイタカ、キジバト、ドバト、ハシボソガラス、モズ、ジョウビタキ( ♀1)、スズメ(〜100)、アルビノ・スズメ(1)

■2023-11-2 稲城市 快晴
右岸の河原から近い距離で撮りたいとコクガンのスポットから2.5km下流にある有料パーキングに車を停めて土手を30分歩いた。期待と外れて河原には降りられず、一昨日とほぼ同じ距離からの撮影となった。快晴でよく陽が当っていたのでその分だけ画質は良い。
【観察鳥】コクガン(1)、カイツブリ、オオバン(〜30)、カワウ、トビ、ダイサギ、コサギ、ホシハジロ、カルガモ、ハシビロガモ、ドバト、ハシボソガラス

■2023-10-31 府中市 薄曇り
T.I氏のコクガン情報があり、T.T氏が腰痛なので二人で訪れた。10時半から1時まで多摩川の左岸で粘ったが出てこない。ここの川幅はほぼ250mあり、真ん中に雑草で埋め尽くされた中州がある。この中州の向こう側にいるとのことだった。帰り際右岸によってみたら目の前にいた。ただ距離は100m 以上はあり、 条件は良くなかった。ここは稲城市である。
【観察鳥】コクガン(1)、カイツブリ、オオバン(〜30)、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ハシビロガモ(〜15)、カルガモ(〜10)、マガモ(〜15)、ドバト、モズ、ハクセキレイ

■2023-10-29 稲敷市浮島 晴、時々薄曇り
T.T氏がイスカの写真を撮れなかったので、氏が初めてという稲敷に案内した。12時半過ぎに着いた。帰途の途中なので、寄り道とはならない。定番のところに全部で30羽程度のシギがいた。
【観察鳥】アオサギ、コサギ、セイタカシギ、エリマキシギ、アオアシシギ、ハマシギ

■2023-10-29 銚子市 晴
T.I氏からイスカの情報をいただいた。かつてキバラガラを撮ったところだと思い出した。 高い松林で、下から見上げて撮るのに苦労した思い出がある。T.T氏を誘って3人で6時に出、220kmばかり走って現地には9時半ごろ着いた。広い松林の中を三人がばらばらになって探したが見つからない。時々バーダーに出あうが、見つけていないという。
そのうち諦めてT.I氏に電話したところまさに撮っている最中だという。そのスポットの位置を言葉で伝えるのは困難だ。道すがら遇ったバーダーに訪ねたりしてようやくスポットに出くわした。数人のカメラマンがレンズを上に向けていた。眼の前の細いマツの梢で雄と雌が松笠をちぎって、雄は若いまだミドリの松笠の表面をちぎり、雌は開いた松笠の中をほじくっていた。しばらく撮影して満足したので退出した。
雄は一羽、雌は二羽見たが、他者情報によると雄と雌二羽づつ、計四羽いるそうだ。
【観察鳥】イスカ(♂:1、♀:2)

■2023-10-28 青梅市 晴
今日は1時から4時まで粘ったが、出てくれたのは2時頃1回だけだった。また全身は現してはくれなかった。
【観察鳥】チョウゲンボウ、カラス、スズメ(〜100)、アルビノ・スズメ(1)

■2023-10-27 青梅市 晴
昨日満足いく写真が撮れなかったので1時半過ぎに行き、4時45分まで待ち受けた。チラッと二回ばかり出てくれたが枝被り葉かぶりで良像は撮れなかった。
【観察鳥】アオサギ、キジバト、カラス、モズ、スズメ(〜100)、アルビノ・スズメ(1)

■2023-10-27 羽村堰 快晴
Nikkor Z 600mm/F6.3を発売日の今日入手したので試撮に訪れた。川の中にはカワウとダイサギしかいなかったが、堰堤脇の林には小鳥が数種出てきた。このレンズの使い勝手はとても良い。
【観察鳥】カワウ、チュウダイサギ、コゲラ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ

■2023-10-26 青梅市 晴
白いスズメ情報を聞き、T.I氏に誘われて来てみた。1時過ぎから4時半まで、スズメの群れに交じって偶に出てくれたが背の高い雑草の陰に隠れて全身を現してはくれなかった。帰りがけ車を止めてある農道近辺で先ほど別れた町田のバーダーがカメラを上に向けている。その方向を覗いたところ、高い雑草の上に群れに交じってアルビノ・スズメがいるではないか。急いでカメラをセットして何枚か撮ったが、すぐ飛び去った。ラッキーであった。
【観察鳥】ドバト、カラス、スズメ(〜100)、アルビノ・スズメ(1)

■2023-10-16 秩父市 快晴
T.T氏の友人E氏に誘われてアサギマダラが集まる場所に案内してもらった。ここにはE氏らのグループが人為的にフジバカマの群落を維持しており、ここにアサギマダラが集まる。その場所が五ヶ所あり、うち二ヶ所を訪れた。最初には2頭、次には3頭舞っていて十分撮ることができた。アサギマダラは人を恐れず、10cmの距離からでも十分撮れた。
【観察鳥】カワウ、ダイサギ、ウミネコ(極多)、ダイゼン、シロチドリ、オオメダイチドリ、メダイチドリ、ミヤコドリ(〜30)、コオバシギ、ハマシギ(多)、チュウシャクシギ(2)、トウネン、ミユビシギ、ドバト

■2023-10-13 船橋三番瀬 快晴
ヒューストンの画像整理やら、友人の写真集のDTP、仕事でのDTPなどパソコン作業が続くので、ここに来たくなる。9時前に着いて11時半ごろ退出した。今日のここの干潮は10:07とのことだが、11時にもまだ潮は引いていた。シギ・チドリは多かったが広い範囲に散らばっていたのでつぶさに探すことはできなかった。カメラマンは全部で10人ぐらいだった。
【観察鳥】カワウ、ダイサギ、ウミネコ(極多)、ダイゼン、シロチドリ、オオメダイチドリ、メダイチドリ、ミヤコドリ(〜30)、コオバシギ、ハマシギ(多)、チュウシャクシギ(2)、トウネン、ミユビシギ、ドバト

■2023-10-11 羽村堰 快晴
近づけないので800mmレンズを持ってきた。ついでに2倍テレコンの能力も試した。結果からいうと、テレコンを使うと階調は多少優れていると感じられるが、解像感は明らかに劣化する。面積で1/32に縮小するほどまでの遠方の被写体にはテレコンを使わない方が解像感は優れる。
【観察鳥】カワウ、アオサギ、ハクセキレイ、ホオジロハクセキレイ、セグロセキレイ、ノビタキ

■2023-10-8 羽村堰 曇り
一昨日T.I氏がここでノビタキを比較的近い距離で撮ったとのことで来てみた。ときどきパラッと雨粒が落ちる曇天だった。数人のカメラマンが散策していた。帰りかけた一人に聞いてみると頭の白いハクセキレイがいるという。ここにはセキレイ類は多いので特定の個体を探すのはできないが、堰の誓うまで言って撮った中にホオジロハクセキレイと思われる個体が一羽いた。
【観察鳥】カイツブリ、カワウ、ミサゴ、アオサギ、カルガモ、コガモ、イソシギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ムクドリ(200〜300)、ハシブトガラス(〜30)

■2023-10-7 青梅市 快晴
久しぶりに来てみた。数人のカメラマンが何かを狙っている。加わると遠方にノビタキがいた。近づいてはくれなかったが、Z8+400mmの能力を試した。
【観察鳥】アオサギ、チョウゲンボウ、ドバト、ノビタキ、ムクドリ(〜50)、ハクセキレイ、スズメ

■2023-9-25 稲敷市浮島 晴、時々薄曇り
久しぶりに来てみた。何日か晴天が続いていたので余り期待しなかった。カメラマンも全部で7,8名だった。昔定番だった西の州や 本新にはほとんどシギチは居なくて探し回ってやっと二、三ケ所で見つけた。数は少ない。
【観察鳥】ダイサギ、チュウサギ、アマサギ(群)、カルガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、タシギ(1)、コチドリ、セイタカシギ、エリマキシギ(1)、ウズラシギ(1)、タカブシギ、トウネン、[ ヒバリシギ、ハジロコチドリ ]、ドバト、トビ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ムクドリ(群)、スズメ(群)。[他者情報]

■2023-9-19 青梅市 真夏日
数日前、および昨日ノビタキが三羽出たというので、来てみた。T.T氏と現地で落ち合った。炎天下10時過ぎから1時間待ったが全く出ず。退散した。真夏の正午という悪条件のためか普段頻繁に見る野鳥自体にほとんど出遇わなかった。
【観察鳥】ハクセキレイ(幼鳥:2)

■2023-9-12 伊佐沼 快晴、真夏日
10時過ぎにそのまま帰宅するのも折角の遠出が中途半端になるので 近くのここに寄ってみた。カメラマンは二人ほどいた。沼の岸には、ここでは珍しいアオアシシギが三羽いた。
【観察鳥】カイツブリ(2)、ダイサギ(〜5)、コサギ(〜30)、カルガモ(3)、セイタカシギ(2)、アオアシシギ(3)

■2023-9-12 川越市 快晴、真夏日
T.I氏より子育て中のタマシギの情報をいただいた。T.T氏を誘って三人で出かけた。9時頃着いたところ、15人ばかりのカメラマンが大砲を据えていた。1時間ばかり粘ったが、雛二羽ともども全身をきれいに現わしてはくれず、猛暑の下1時間で切り上げた。二日前には三羽いた雛も、一羽がカラスにやられて今は二羽だけである。
【観察鳥】タマシギ(♂親:1、雛:2)

■2023-8-29 船橋三番瀬 快晴、猛暑日
今月はテキサス探鳥の整理もあってほとんど探鳥に出かけていない。丁度大潮が始まったので来てみた。広い干潟には10人ほどしかいなくて成果は期待できない。一人の老人から「オオメダイチドリはいませんか」と聞かれたので、「ミユビシギ、ダイゼン、キアシシギしか見ていない」と答える。9時に着いてから2時間ばかり経っていて、かつ酷く暑かったので退出しようとしていたが、これを聞いて探す気になった。干潟東端の堰堤の脇に数羽のシギチドリが見えたので行ってみたら、オオメダイチドリを見つけた。メ台より長い足と長い嘴、間違いがない。しばらく撮った後退出した。彼の老人は干潟の西側に向かっていたので伝えるすべはなかった。
【観察鳥】カワウ、ダイサギ(〜50)、ウミネコ(多)、ダイゼン(〜5)、ミユビシギ(〜50)、メダイチドリ(〜10)、オオメダイチドリ(1)、キアシシギ(〜5)、ドバト(〜30)、ハシボソガラス、ハクセキレイ

■2023-8-20 あきる野市雨間 晴れ、猛暑日
近くで所用があったので寄ってみた。めぼしい種はいない。スズメは今年生まれた用小が多かった。
【観察鳥】ツバメ(>100)、ハクセキレイ、スズメ(〜30)

■2023-8-15 羽村堰 晴れ
このところヒューストン探鳥画像の整理を続けていて野鳥を見にでかけていない。いつもの雨間に行ったがアオサギの幼鳥が一羽いるだけだったので、多摩川のここに来てみた。前日近畿地方に上陸した台風7号のため、土色の濁った水が普段の2倍以上の川幅で激しく流れていた。ツバメがしきりに飛び交っていたので、Z8+400mmの飛びもの対応能力を確かめてみた。
おおよそ1000枚撮ったうち、10%ほどは焦点が合っていた。最初にファインダーの中央部で自動焦点を合わすことができ、かつファインダー内に入れ続けることができえばかなりの確率で焦点を合わせ続けてくれることが確認できた。想定以上の成果だった。
【観察鳥】アオサギ、カルガモ、ツバメ、ハクセキレイ、ホオジロ

■2023-7-28 山中湖畔 晴れ
ここは何回か冬に訪れたことはあるが、夏は初めてである。10人ほどのカメラマンがいた。1時少し前に着いて2時半まで居たが、結構な数の野鳥と、比較的珍しい種が出てきて大いに楽しめた。むしろ冬よりは多い印象である。今後は贔屓にしたい。
【観察鳥】クロツグミ、キバシリ、センダイムシクイ、キビタキ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ

■2023-7-28 西湖野鳥公園 晴れ
Japan Birdingのネットサイトに、「7月23日、富士の北山麓のキャンプ場の小さな池でイスカの群れ、ノジコなど多くの野鳥に遇った」とある。ノジコは夏鳥なので居てもおかしくはないのだが、イスカは典型的な冬鳥であるから、真夏の今いるのは従来の常識では考えられない情況である。Japan Birdingがガセネタを揚げるはずはないから、そこは多分西湖の野鳥公園だと推定してきてみた。9時半に着いたが、誰もいない。12時まで居たが、カメラマンは総勢5人でイスカを狙っているとは思えない。出てきた野鳥もバーダーにとっては貧弱である。ここではないと判断したが、そのまま退散するのはシャクなので山中湖畔に向かった。
【観察鳥】オオカワラヒワ、カワラヒワ、ヤマガラ、コガラ、シジュウカラ、キビタキ

■2023-7-23 狭山市 晴れ
目の前の川でササゴイが餌を捕るとT.I氏に誘われて一緒にきた。9時半に着いたところすでに数人のカメラマンがいた。ピークでは十人ほどになったがササゴイは一向に出なかったので、正午には半分以上が退出した。すると12時半に出てきて、約45分間、目の前で10尾ほどの小魚(ほとんどがアユらしい)を捕ってくれた。大きな木の陰でよかったが、37℃以上はあろうかという猛暑日であった。
【観察鳥】カワウ、アオサギ、トビ、ササゴイ、マガモ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、オオヨシキリ?、ツバメ

■2023-7-21 埼玉県伊佐沼 薄曇り、後晴れ
当てはないが、来てみた。11時から午後2時まで沼の東縁にいたが、目の前を二回横切ったヨシゴイ以外めぼしい野鳥は出なかった。二、三人のカメラマンも手持無沙汰のようだ。帰り際西縁に回ったところ、一人のカメラマンが何かを狙っている。傍に行き遠方を見たらアジサシらしき水鳥が細い棒の先に留まっていた。800mmレンズで覗いてみるとアジサシにしては腹が黒い。「クロハラ?」と聞くと傍のカメラマンは頷く。ここには毎年来るとのこと。しばらく飛んでいるところを懸命に追った。何枚かは良く撮れたと思う。
【観察鳥】カイツブリ、カワウ、ダイサギ、ヨシゴイ、カルガモ、クロハラアジサシ(1)、コアジサシ、オオヨシキリ、ツバメ

■2023-7-20 あきる野市雨間 薄曇り
所在ないとここに来る。ツバメとハクセキレイしか飛んでいなかった。Z8の追従性を飛ぶツバメで検証してみた。ピントが合っているように見えるのが結構あるが、なんとなく甘い。天候のせいかもしれない。
【観察鳥】ツバメ、ハクセキレイ、ムクドリ、ハシボソガラス、スズメ

■2023-7-17 東京港野鳥公園 快晴、猛暑日
 新たに入手した二台目のZ8の試写も兼ねて潮見の良い三番瀬に行くつもりだったが、このところ40℃に近い猛暑日が続いている。本日も37℃超の予報であり、カンカン照りの下で何時間も干潟に留まるのは流石にしんどいと思い、観察小屋のあるここに来た。
 撮り甲斐のあるのはコチドリだけだったが楽しめた。滞在した2時間半の半分ほどは冷房が利いているネイチャーセンターで涼むことができた。
 ここからは羽田に降りる旅客機が皆ビルに突っ込むように見える。
【観察鳥】カワウ(〜150)、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ササゴイ、カルガモ、コチドリ(〜5)、ハクセキレイ、カワラヒワ、スズメ

「ビルに突っ込む!?」

■2023-7-11 富士山太郎坊 晴
 昨年、富士山中腹に二つある水場の他方、水ケ塚の探鳥ポイントを教えてもらった。今年はぜひ行こうと思っていたので、本日決行し8時過ぎに着いた。場所は詳細に教えてもらっていたので入る道はすぐ見つかった。三台ほど停められる道端の駐車スペースには一台もなく、従って頼りにするカメラマンも居ない。しかたなく道を下って林間を探したが水場は見つからない。
 あきらめて通い慣れた太郎坊に向かった。9時過ぎについたがここにも全くカメラマンは居ない。本日は特異日なのかもしれないが、あきられたのかもしれない。野鳥は今までで最も頻繁に出てきた。イカルが頻繁に、クロツグミも数回、エナガとシジュウカラの混群が見られ、3時過ぎまで約6時間大いに楽しめた。
 なお、本日撮った野鳥の中にチョウセンオオルリの雌とおぼしき個体があった。調べていく内に現在では独立種とされていることが分かったので、本日独立させた。
【観察鳥】アカゲラ、アオゲラ、アカハラ、クロツグミ、ヒヨドリ、イカル(多)、ビンズイ、キセキレイ、メジロ、ソウシチョウ、キビタキ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、ミソサザイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

■2023-7-7 埼玉県秩父郡 晴のち薄曇り
 5時半に出て7時過ぎに着いた。誰もいなかった。10時頃一人のカメラマンが来たが、退出する12時までは外に誰も来なかった。アオバトは遠くの梢に出るだけだったが、12時前に近くの枝に留まり、そして最後は4羽のアオバトが地面のミネラルを 補給した。幸運であった。
【観察鳥】トビ、アオバト(4)、キジバト、ツバメ、キビタキ、ヒヨドリ、カラス、ウグイス(声)、ホトトギス(声)

■2023-7-6 埼玉県秩父郡 晴
 一日置いて再訪した。9時過ぎに着いた。一昨日現場にいた老カメラマンがいて色々教えてくれた。所沢在住で昔から頻繁に来ているとのこと。かつては数十羽のアオバトの群れが見られたが、近くで大きな工事が二回続いて激減したとのこと。300mは離れていると思われる梢のてっぺんに一羽止まっているのが撮れた。2時まで、二三回飛んでいるところに出遇ったが取れずじまい。
【観察鳥】ハチクマ、トビ、アオバト、キジバト、ツバメ、イワツバメ、カワラヒワ、キビタキ(幼鳥)、カワラヒワ、ヒヨドリ、カラス、ウグイス(声)、[クロツグミ、イカル]。[他者情報]

■2023-7-4 埼玉県秩父郡 快晴
 T.I氏の案内で一緒にアオバトを撮りに来た。9時半ごろ着いたところ、所沢ナンバーの二台の車と二人の老カメラマンがいた。午後2時まで5時間ねばったが、アオバトは遠方の木々に隠れてなかなか姿を現さない。偶然遠方を飛んでいるハト大の野鳥を撮ったところアオバトであることが分かった。まともな写真は一枚も撮れず、再訪を誓った。
【観察鳥】チョウゲンボウ、トビ、アオバト、キジバト(2)、ホトトギス(声)、ツバメ、イワツバメ、カワラヒワ(2)、ヒヨドリ、カラス、ウグイス(声)

■2023-7-2 青梅市 快晴
 そろそろ巣立ちかと訪れてみた。かなり大きくなった雛はもう纏まってはおらず、前回のドウダンツツジの窓から見られたのは二羽だけだった。それなので何羽が生き残っているのは不明であるが、親はドウダンツツジのあちこちから入ったり出たりしているので、雛も中で分散して過ごしているに違いない。
【観察鳥】モズ(親:2、雛:?)、キジバト、ツバメ

■2023-6-30 青梅市 晴れ
 昨日に続き、子育てモズ一家(番の親、6羽の雛)を見に来た。前回は同時に5羽の雛しか見られなかったが今日は同時に6羽を撮影できた。平均すればほぼ10分に1回ほど番の親が6羽の雛に餌を運んだ。トカゲの頭、芋虫、毛虫、小さなショウリョウバッタ、ミミズ、良くは識別できないがマメコガネのような小さな甲虫、カメムシ コオロギ、何かの肉の切れ端、その他多くの餌を持ってきた。2時間ほど観察しそこを離れた。
【観察鳥】モズ(親:2、雛:6)、キジバト

■2023-6-29 青梅市 晴れ
 モズの子育て状況に遭遇した。
【観察鳥】モズ(親:2、雛:5)

■2023-6-26 あきる野市雨間 晴れ
 フラッと寄ってみた。特筆すべき野鳥は無し。
【観察鳥】アオサギ、コチドリ、キジバト、ハシブトガラス、ウグイス(声)、オオヨシキリ

■2023-6-25 天龍村 薄曇り、のち晴
 ブッポウソウの雛が孵ったとの情報で、T.T氏とT.I氏と三人で訪問した。朝4時45分頃出発し、現地には9時過ぎに着いた。雛が孵ったというのは誤報で、本日孵ると予想されていた。ただ5時間ほど滞在した間には孵らず、親が数回巣箱を出入りしただけだった。
【観察鳥】トビ、ブッポウソウ、イワツバメ(〜20)、キセキレイ、コサメビタキ、ウグイス(声)、ヒヨドリ、ハシボソガラス

■2023-6-20 青梅市 晴
 T.I氏からカルガモの親子情報、T.T氏からコチドリ情報をいただいたので久しぶりに来てみた。現地で二人と落ち合った。カルガモ親子は4時過ぎごろから親が時々周囲を見渡していたところ、徐々に雛が出てきた。出ては隠れ、隠れては出るなどして6時過ぎまで楽しんだ。カメラマンは我々3人を含め6名ばかりいた。
【観察鳥】カルガモ(雛:8)、マガモ、コチドリ(〜15)、ツバメ、ムクドリ、ハクセキレイ、カラス

■2023-6-10 渡良瀬遊水地 薄曇り、のち晴
 T.T氏を誘って再訪問した。昨晩入手したNikkor Z 800mm/F6.3の試写も兼ねている。800mm/F6.3は見た目よりはるかに軽く、初めて持ち上げるとビックリする。人は物体を見ると比重1、つまり水の嵩で重さを推測するとのことだ。
 4時過ぎに塒エリアの駐車場に着いたところ、5台の車がいた。すべて湘南、横浜、所沢などの地元ではないナンバーだった。着いてすぐ、まだ薄暗い4時15分、一人のカメラマンがマダラチュウヒを遠方の低木の中に見つけて全員が撮り始めた。4時52分に飛び去るまで撮影できた。飛んだ先は東の土手のほうと皆知っていると見え、多くの車がそこに向かった。一度だけ遠方を飛んでいるところをチラッと見たが10時まで結局姿を現さず、退出した。花粉症が酷くなったせいもある。
 Nikonの863は2倍テレコンを着けてもしかるべき画像を排出してくれる。今後さらに使い込んでみたいものである。
【観察鳥】カワウ、アオサギ、カルガモ、マダラチュウヒ、トビ、キジ、カッコウ(声)、ホトトギス(声)、イワツバメ、オオヨシキリ、セッカ

■2023-6-8 渡良瀬遊水地 晴
 昨日、朝5時前後に塒から飛び去ったと聞いたので、今日は深夜2時半に家を出て現地に4時過ぎについた。塒と言われるエリアの前の駐車場にはすでに3台の車がいてカメラを据えていた。ここに陽がかなり上がる6時までいたが姿は見えず。あきらめてそこを離れ、折角来たのだからと遊水地の東にむかった。
 すると土手の上で数人のカメラマンが西方のアシ原にカメラを向けている。「もしや」と思って車を停め、カメラマンに聞くとまさにマダラチュウヒではないか。帰宅してから計算すると鳥まではほぼ350mあり(体長を45cmと設定)、肉眼では全く識別できない大きさだった。鳥影が小さいせいか、カメラの焦点を鳥に合わせても後方のアシに合焦点を取られる。仕方なく、鳥の直下のアシに焦点を合わせてなんとか撮ることができた。あきらめずに回った甲斐があった。私が来てからほぼ1時間の後に南の方向に飛び去った。
【観察鳥】初見:マダラチュウヒ、その他:キジ(声)、ノスリ、トビ、ホトトギス(声)、イワツバメ、オオヨシキリ、セッカ

■2023-6-7 渡良瀬遊水地 快晴
 3日前、午後5時当たりに帰って来ると聞いたので、1時過ぎに来てみた。3日前には数十台いた車はたった5台だった。もうマダラチュウヒは抜けたのかと焦ったが、手練れと思われる二人組に聞いたところ、朝5時には塒から飛び去ったと教えられた。まだいるとほっとした。しかし今日も日没後7時15分までいたが、誰も見つけられなかった。カメラマンは数十人であった。
【観察鳥】キジ(声)、カルガモ、ヨシゴイ、ノスリ、トビ、モズ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、[オオセッカ]、カラス。[他者情報]

■2023-6-4 渡良瀬遊水地 快晴
 数日前、ネットでマダラチュウヒの記事を見た。場所は特定していないが記事の内容から多分渡良瀬遊水地だと推定し、朝6時半に来てみた。すると、三か所に分かれているがおおよそ300〜400人のカメラマンが大砲を据えていた。推測は当たった。マダラチュウヒは朝他所に出かけて5時過ぎに帰ってくるという。帰ってくる場所に最も多くのカメラマンが集まっていた。岡山ナンバーや鈴鹿ナンバーがあるので、希少ぶりがわかる。
 しかし陽が沈む7時までいたがとうとう姿を現さなかった。12時間半待ち続けた結果がこれである。おそらく全体の半分の200名は最後までいたようだ。遊水地はさえぎるものとてないだだっ広いアシ原なのでマダラチュウヒが姿を現わせばすぐわかる。見逃したことはないであろう。もう抜けたか、たまたまなのかは不明である。
【観察鳥】ゴイサギ、カルガモ、ミサゴ、ノスリ、トビ、カラス、オオヨシキリ(少)セッカ(多)

■2023-5-27 青梅市 薄曇り
 丸々3時間ばかり粘ったが親は餌を持ってこず、退散した。ただ、雛の写真は撮れたのでテレコンの試写には 間に合った。巣とその中の雛は逆光でよい被写体とは言えなかったが、AFなど迷うことはなかった。帰宅後の解像度検証でも良好な解像度が得られた。オリンパスからの超望遠領域での全面移行を進めよう。
【観察鳥】オオタカ(雛:2)

■2023-5-27 青梅市 薄曇り
 昨日、テレコンTC-2.0Xを入手したので試写しにきた。ただカワセミの幼鳥たちはばらけた てしまったらしく、四人いたカメラマンも集団の幼鳥は見ていないという。1時間ほどでオオタカのポイントに向かった。
【観察鳥】イワツバメ、ガビチョウ、ヒヨドリ

■2023-5-27 青梅市 薄曇り
 カワセミの所に2時間ばかりいた後、来てみた。親はおらず雛が2羽見え隠れしていたが、1時間ばかりしたら虹彩の黄色色から母親と思われる親が餌を持ってきた。ハト大の鳥である。しばらくそれを引きちぎっては雛に交互に与えていた。
【観察鳥】オオタカ(親:1、雛:2)

■2023-5-27 青梅市 薄曇り
 昨日、カワセミの幼鳥たちはばらけたとの噂があったがまだ遠くには行くまいと来てみた。カメラマンは3人ほどいて、まだ幼鳥はそのまま四羽いるとのこと。目の前を行ったり来たりしていたが、四羽揃い踏みしたのはたったの30秒であった。もう親は餌を与えず、独立を促しているようであった。
【観察鳥】カワセミ、スズメ、イワツバメ、ガビチョウ、ヒヨドリ

■2023-5-27 青梅市 晴れ
 T.I氏の案内で現地に到着したが、カメラマンは居なかった。聞くところによると早朝に雛が表に出るそうである。明日来よう。
【観察鳥】カワセミ、スズメ、イワツバメ、ムクドリ、カラス

■2023-5-27 青梅市 晴れ
 T.T氏に教えられてきた。昨年の場所のすぐ近くであった。Z8 + 400/4.5の初撮りである。現地でT.T氏にお会いしたところ、近くでカワセミの雛に餌を与えるところが撮れるとT.I氏から電話で教えられたので、ここに長居はせずすぐそちらに向かった。
【観察鳥】オオタカ(親:1、雛:2)

■2023-5-17 青梅市 快晴、夏日
 このところ仕事上で100頁を超える講演スライドを作成していたので、撮影に行っていなかった。ただ、近くで所用があり2時間ばかり時間をつぶさねばならなくなったので寄ってみた。もう少しで猛暑日と言う今年一番の暑さだった。しぼみかけたレンゲ畑を十数羽の雀がつついていた。また収穫の終わった野菜畑にはヒバリが三羽地面を探していた。中の一羽は芋虫を咥えた。
【観察鳥】ヒバリ(3)、イワツバメ、ツバメ、ハクセキレイ、ムクドリ、スズメ(〜15)

■2023-5-4 青梅市 晴れ
 少し前にアルビノのムクドリ、モズ、カラスの三種が出ていると連絡されていたので、来てみた。そうしたら現地にいた地元の手練れカメラマンから「2週間ほど前に見なくなった」と告げられた。帰ろうと電話したT.T氏から近くにレンジャクが出ていると知らされ、T.T氏、T.I氏、その友人M氏の四人で小さなサクランボが稔った桜の木の前で待ち受けた。午後4時過ぎにヒレンジャクの群れが訪れた。四十羽ほどの大きな群れだった。全てがヒレンジャクかどうかは分からない。
【観察鳥】アオサギ、カワウ、カルガモ(2)、カワセミ(2)、ヒレンジャク(〜40)、カラス、イワツバメ(〜30)、ハクセキレイ、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ
■2023-4-14〜24 ヒューストン, テキサス, USA
 全ての撮影野鳥は、海外探鳥「アメリカ」の撮影野鳥リストに示す。

■2023-4-2 高月浄水場池 晴れ
 雨間では十分撮影できなかったので、こちらに来てみた。池にはまだマガモやコガモが残っていた。
【観察鳥】シラサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ハシボソカラス

■2023-4-2 あきる野市雨間 晴れ
 OM-1のスロット2でSDカードの書き込み不良が二、三ケ月の間に3回発生したので、修理に出した。3枚のSDカードには不具合は見つからなかった。保証期限切れ1週間前だった。推定した通りOMシステムでは再現せず、基板を取り換えたとのこと。一昨日入手したので、本日テストしてみた。当然不具合は見つからなかったが、半年は検証に必要だろう。いつもの雨間の秋川河原のアシが広大に刈り取られていた。毎年訪れてくれるオオヨシキリが心配だ。
【観察鳥】ムクドリ

■2023-3-21 銚子・波崎漁港 薄曇り、時々晴れ間
 チャガシラは諦めていたが、またヒメカモメに出遇った。この何日かは出ていないと地元の中年女性バーダーが言っていたので、これも望外のラッキーである。この中年女性バーダーはカモメの識別に詳しく、目の前にいるカモメをタイミルセグロカモメと識別してくれた。また、チャガシラカモメは二週間ほど前に撮ったとのこと。その時は広大な埠頭の駐車スペースがなくなるほど多くのバーダーが押し掛けたらしい。
【観察鳥】カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、アカエリカイツブリ、ウミウ、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、ホシハジロ(〜100)、ヒドリガモ(〜20)、ウミアイサ(〜8)、コチドリ、ヒメカモメ、セグロカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、タイミルセグロカモメ、ツバメ、ツグミ、ムクドリ

■2023-3-20 銚子・波崎漁港 晴れ、時々薄曇り
 通勤渋滞を避けるため5時前に出たところ高速には渋滞なく、現場には8時過ぎに着いた。カモメ類の総数はかっての数分の一で、早朝のカメラマンも数人だった。中の一人にチャガシラカモメはかなり前から見られないと言われた。昼過ぎにはカメラマンのグループもきて総勢20名ほどになった。前回と同じ宿に泊まった。     <150羽ほどのハジロカイツブリ>
【観察鳥】アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ(〜150)、ウミウ、カワウ、ヒメウ、オオバン、アオサギ、ダイサギ、コサギ、トビ、クロガモ、オカヨシガモ、コチドリ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、タイミルセグロカモメ、ウミネコ、ユリカモメ、ドバト、ムクドリ

■2023-3-16 八王子市 晴れ
 昨日M.K氏からキレンジャクが三羽加わったと連絡があった。本日9時前に着いたところすでに10人ばかりがカメラを構えていた。キレンジャクはすぐ見つかったが枝被りで良画像が撮れない。11時半まで粘ったが不満足のままで現場を後にした。
【観察鳥】キレンジャク、ヒレンジャク(〜10)、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、メジロ、ウグイス(声)

■2023-3-9 八王子市 晴れ
 M.K氏からの情報で著名な公園に9時前に訪れた。公園の奥に行くとすでに5名ほどのカメラマンが撮影していて、その前のヤブランに数羽のヒレンジャクが群がっていた。間もなくM.K氏も加わりその後3時間いた間に7、8回群れが下に降りて黒い実を喰った。一斉に飛び立った群れを数えたら15羽ほどいたようだ。カメラマンは一時30名を超えていたが、11時には10人ほどに減っていた。
【観察鳥】ヒレンジャク(〜15)、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、コジュケイ(声)

■2023-3-7 大宮八幡神社/杉並区 快晴
 もう少し良いキバラガラの写真が撮りたくて、5時半起きだったが渋滞があり7時半に着いた。すでに10人ほどが河岸段丘の法面に生えている落葉低木の前にカメラを据えていた。ここには昨日、一昨日と出たのだそうだ。しばらくしてカメラマンは50人ほどにふくれあがった。キバラガラは11時過ぎにやっと1,2分出てくれたが、酷く枝に隠れて撮れない。皆同じような状態だったようだ。別の場所で高木の樹冠にでたとき、一人だけ全身を現した写真を撮っていた。なんとか全身が撮れた前回のキバラガラで我慢しよう。13時に退出したがその時カメラマンは15人ほどに減っていた。
【観察鳥】カワウ、コサギ、カルガモ、ハイタカ、キジバト、ドバト、アオゲラ、コゲラ、ハシボソガラス、キセキレイ、ハクセキレイ、シロハラ、ヒヨドリ、メジロ、キバラガラ(未撮)、ヤマガラ、シジュウカラ

■2023-2-27 大宮八幡神社/杉並区 快晴
 再々度狙って家を早く出た。1時間ほどで着くはずが出勤時と重なったためか高速が15kmの渋滞で、2時間を超えて8時45分に着いた。現場には数人のカメラマンが居たが、着いて10分もするとその中の一人がキバラガラを見つけたので、皆でカメラを構えた。でもせいぜい1,2分の滞在で、その後出た時も樹冠を動き回るだけでなかなか良い画像が撮れなかった。ピークではカメラマンは十数人となったが、退出する11時過ぎには再び数人に減っていた。
【観察鳥】キジバト、コゲラ、ハシボソガラス、キバラガラ、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ

■2023-2-26 東高根森林公園 快晴
 大宮八幡神社から約16km、12時頃着いた。ここは13年前、探鳥を初めて間もなくヒレンジャクを撮ったところである。すっかり忘れていた。かつて車を停めた公園の北口の際は一方通行で停められず、このポイントから最も遠い駐車場に停めざるを得なかった。帰ってくるカメラマンにレンジャクの出るところを聴いたら、北口と告げられた。
 現場には10名ほどのカメラマンがいたが、2時間ほどで大半は帰った。そろそろ帰ろうとしたところ、ケヤキのてっぺんにレンジャクが一羽留まった。それを撮っていると、20羽ほどの群れが飛んできて、結局1時間ほど長居した。現場には百株ほどのヤドリギを擁した数本のケヤキの高木があり、いかにもレンジャクが来そうなところだった。
【観察鳥】カルガモ、ヒレンジャク(〜20)、ハシブトガラス、ヒヨドリ

■2023-2-26 大宮八幡神社/杉並区 快晴
 再度キバラガラを狙って9時半ごろ着いた。現場では50名ほどのカメラマンが上に向けて一斉にカメラを構えていた。10時にはカメラマンは半数以下になり、10時半には10名ほどに減った。出具合を見て諦めたのだろう。私は11時までいたが、後で聞いたところ出た9時半には10分ほど遅かったようで、その後滞在した11時までは誰も見つけなかった。状況を察して諦め次のレンジャク狙いで東高根森林公園に向かった。
【観察鳥】キジバト、ハシボソガラス、ヒヨドリ、シメ、メジロ、シジュウカラ

■2023-2-24 高月浄水場池 小雨
 図書館からの帰途フラッと寄ってみた。水鳥の数は前回訪れたときよりはさらに減っていた。サギ、オオバンが全くいなかった。
【観察鳥】マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシボソカラス

■2023-2-17 埼玉県川島町 快晴
 数人のカメラマンが居た。1時間ばかり居たが、その半分以上アルビノ・カシラダカは出ずっぱりだった。ただ近くには来なかったので十分満足いく画像は撮れなかった。
【観察鳥】カシラダカ[アルビノ:1]、カシラダカ、ベニマシコ(♂、♀)、ジュウカラ、アトリ

■2023-2-17 埼玉県富士見市 快晴
 T.I氏の情報によりT.T氏を誘って三人で現場に向かった。現場に着く直前、目の前を真っ白なヒヨドリ大の小鳥が飛んで横切った。お目当てのアルビノ・ヒヨドリと直感した。現場には10人ほどのカメラマンが待ち構えていた。1時間ばかりで十分撮ったので、先日行ったアルビノ・カシラダカのスポットに向かった。
【観察鳥】ヒヨドリ[アルビノ:1]、ヒヨドリ、スズメ、[オオタカ]。[・・]:他者情報

■2023-2-17 埼玉県川島町 快晴
 一週間前にM.K氏よりカシラダカのアルビノの情報をいただいた。ヒメカモメを優先したので本日T.I氏と訪問した。河川敷の雑木林に囲まれた小さな池で、すでに数人のカメラマンが大砲を構えていた。2時間ばかりの間に数回出てきたが、光の条件が悪く満足のいく画像は少ない。
【観察鳥】シロハラ、ヒヨドリ、カシラダカ[アルビノ:1]、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、シジュウカラ、アトリ

■2023-2-15 銚子・波崎漁港 晴れ、時々薄曇り
 昨晩は銚子漁港にある旅館に泊まり、朝9時過ぎにS.T氏と合流した。結論からいうと、午後5時まで昨日のスポットで待ったがヒメカモメは出なかった。ピークでは10数人のカメラマンが集まった。
【観察鳥】初見:ホイグリンカモメ、モンゴルカモメ(海外既撮)、その他:ウミウ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、アカエリカイツブリ、オオバン、トビ、ホシハジロ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ウミアイサ、コサギ、アオサギ、セグロカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、タイミルセグロカモメ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、ムクドリ

■2023-2-14 銚子・波崎漁港 晴れ、時々薄曇り
 ヒメカモメを撮るべく再訪した。撮れるまで帰らないというつもりで、五日目には外せない所用があるので現地での最長三泊まで覚悟していた。10時過ぎに着いて波崎、銚子と回った。そこで偶然シエロ氏に会い、10時ごろに出没するスポット、3時頃のそれを教えてもらった。
 2時半ごろから後者のスポットで二人で待っていると、著名な鳥くんが飛んできて防波堤の上を狙いだした。そこに目を向けるとまさにヒメカモメが居るではないか。近くにいた10名ほどがおっとり刀で加わった。ヒメカモメは20分ほど留まっていたので十分撮ることができた。ラッキーだった。この20分間、ここに居なかったら撮れなかったはずである。
 ヒメカモメは見れば見るほど小さい。ドバトよりずっと小さく、さらにヒヨドリよりわずかに小さいほどである。ヒメカモメはユリカモメの群れに入っているのであるが、しばしば威嚇されていた。一対一の場合は負けじと対応しているが、複数だと多勢に無勢、飛び去らざるを得ないようだった。     <ヒメカモメを撮ったスポット>
【観察鳥】初見:ヒメカモメ、その他:ウミウ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、アカエリカイツブリ、オオバン、トビ、ホシハジロ、ヒドリガモ、ウミアイサ、コサギ、アオサギ、カナダカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、ハクセキレイ、ムクドリ

■2023-2-11 大宮八幡神社/杉並区 晴れ
 朝9時過ぎにS.T氏からキバラガラを撮っていると連絡が入った。すぐ向かって11時過ぎに現地に着いたところ30名ほどのカメラマンが杉木立の樹冠を見上げていた。多くの小鳥の中に一羽だけいるとのことだが、ほとんどのカメラマンは撮影できずにいるようだ。1時間たったら数名に減り、2時間たったら私一人になった。小鳥たちも全く姿を消したので、ここで退散した。
【観察鳥】カワセミ、コゲラ、カラス、ヒヨドリ、メジロ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ

■2023-2-8 銚子漁港 薄曇り
 昨日S.T氏からネットにヒメカモメ/銚子漁港の記録が載っていると連絡あり。早速今日二人で出かけた。4時間半ばかりのドライブの末着いたが珍鳥に群がるカメラマンは居ない。延べ数人のカメラマンに聞いたところ、最大公約数として1週間前に姿を見せなくなったとのこと。落胆したが、1週間という時間では諦めもついたし、数々の海鳥が居て楽しめた。帰りに外川漁港に寄ったがウミネコとオオバンばかりだった。
 カモメ類を眺めていた時、近くにきたカメラマンを見たらK.K氏だった。ほぼ8年振りの再会だ。彼もヒメハジロを探していという。相変わらずアクティブに活動しているようだ。
【観察鳥】コサギ、ウミウ(多)、 ヒメウ、トビ、ウミネコ(極多)、セグロカモメ(極多)、ユリカモメ(極多)、アカエリカイツブリ(1)、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ(〜100)、オオホシハジロ、ホシハジロ(多)、スズガモ(多)、キンクロハジロ(多)、ウミアイサ(1)、オオバン(多)、ハシボソガラス、ハクセキレイ

■2023-2-7 瀬上市民の森/横浜市 薄曇り
 ここは真ん中に小川が流れている谷間で、谷戸然としている。舞岡公園と同じほどの面積のようだ。数人のカメラマンに出会った。ルリビタキを狙ったが撮れていないようだった。こちらはシロハラなどで楽しんだ。
【観察鳥】キジバト(〜10)、ドバト、ハシブトガラス、シロハラ、メジロ、キセキレイ、スズメ

■2023-2-7 横浜市港南区 薄曇り、時々晴
 前回の写真はハッカチョウがステンレスの手すりの上に乗ったものばかりだったので、良い背景を狙って最訪した。2時間いたが、小鳥ばかりだったのでT.M氏から教えていただいた瀬上市民の森へ2時間ばかり出かけた。午後2時半過ぎに戻ったところ間もなくハッカチョウが出てくれた。前回と同じ二羽だった。常連なのだろうか。憑いている。
【観察鳥】ドバト、カラス、ハッカチョウ(2)、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ(〜10)、スズメ(〜15)

■2023-2-6 高月浄水場池及び周辺 晴れ
 フラッと寄ってみた。水鳥の数は前回訪れたときよりは少し多かった。帰ろうとすると、外国の老人が「セグロカモメがいる」と日本語で言ってくる。外国人に話しかけられると、つい"Herring Gull? Thank you"と答えてしまった。「日本語で話しかけると日本人はえてして英語で応える」と在日外国人が言っていたTV番組を見たことがある。自分を笑ってしまった。なお池を隅から探したがセグロカモメは見つからなかった。多摩川の上に居たのかもしれない。セグロカモメがこれほど内陸に入るのはまれである。
【観察鳥】マガモ(〜50)、カルガモ(〜20)、コガモ(〜50)、ホシハジロ、オカヨシガモ、トビ、ヒヨドリ、カラス(〜30)、ダイサギ

■2023-2-1 狭山湖 快晴
 昨日のマガンは芝の上で草を食む場面だけだった。水と絡む画像が撮りたくて再訪した。驚いたことにカモ類の数は昨日の数分の一に減っており、特にトモエガモの数は激減していた。マガンは石組みの堰堤の割れ目に生えている草のなかで緑の葉を選びちぎっては食んでいた。1時間ばかり観察したが、結局水には入らなかった。
【観察鳥】カワウ、アオサギ、マガン(1)、マガモ(>200)、トモエガモ、ハクセキレイ、タヒバリ(4)、ヒバリ(1)、カワラヒワ

■2023-1-31 狭山湖 快晴
 冬にここでカンムリカイツブリを見るのが恒例となっている。T.T氏wくぉを誘ってきたところ、堰堤から数人が下に向けてカメラを構えておる。何かと聞いたら、「マガン」と言う。小鳥の筈と思っていたので聞き間違いと思って聞き直したがやはり「マガン」。下の見たら、まさにマガンが一羽堰堤に少し生えている青い草を喰っていた。しばらく撮影したが、背景の良いところに移動しなかった。
 湖にはトモエガモの大群がおり、19日にやはり大群を見た印旛沼を思い出した。今年の関東はトモエガモの当たり年のようだ。お目当てのカンムリカイツブリは姿が見えなかったが、いるとのことだった。
【観察鳥】ダイサギ、マガン(1)、マガモ(>300)、トモエガモ(>200)、オシドリ(♂♀2)、ハジロガモ、トビ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、タヒバリ、ジョウビタキ、ヤマガラ、[カンムリカイツブリ]。[・・]:他者情報

■2023-1-28 高月浄水場池 薄曇り
 青梅からの帰りに寄ってみた。水鳥の数は前回訪れたときの数分の一になっていた。種類も少ない。
【観察鳥】マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、オオバン

■2023-1-28 青梅市霞丘陵 晴
 T.T氏から情報をいただき来てみた。正午頃着いたところ十人ほどが三脚を据えていた。30分ぐらい経った頃、本命のミヤマホオジロが現れた。
【観察鳥】シロハラ、ミヤマホオジロ(♂1、♀1)、カシラダカ、ルリビタキ、ジョウビタキ、アオジ

■2023-1-25 横浜市港南区 快晴
 私が厚木市旭町で探したが出遇わなかったハッカチョウのウェブ記事を読んだ見知らぬ方、T.M氏からメールを1月22日にいただいた。横浜市で撮影したスポットの詳細な情報だ。見に行きたいと気が焦ったが23日、24日と所用で行かれないので本日訪れた。10時過ぎについて40分ばかりいたが出てこない。
 氏からは塒の場所まで教えてくれていたので、下見をしに一旦そちらに向かった。塒入りまで数時間あるので、再び最初のスポットに戻ったところ、車の脇からハッカチョウが飛び立った。特徴的な丸く見える大きな白斑があるので見間違うことはない。それから1時間半ばかりの間に二、三回出てくれたが、近くのステンレスの手すりに乗ったものばかりだ。近いうちにまた来よう。
【観察鳥】初見:ハッカチョウ(2)[海外既撮]、その他:ドバト、カラス、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ(〜10)、スズメ(〜10)

■2023-1-19 印旛沼 薄曇り
 印旛沼の船着き場でモモイロペリカンを撮った後、近くに三人いた中の中年女性カメラマン一人に聞いたところ、二万羽のトモエガモが大群をなしているという。そのつもりで探すと、1km以上離れた北岸に米粒のような無数の点が見える。かろうじてカモのようだと分かる。早速北岸に車を付けて堤防を上って見たところ、おびただしいトモエガモの群れが浮かんでいた。
 岸辺に近いところはこれまた大群のオナガガモで、トモエガモはその後ろである。二万羽いるか数えようもないが、昨日も来たという彼の女性は多分ここでは二万羽と評価されているから我々にそう伝えたのだろうと推測して二万羽とすることにした。オナガガモもその1/3か1/4ほどはいたのではないだろうか。          <無数のトモエガモとオナガガモ>
【観察鳥】モモイロペリカン、ダイサギ、オオバン、カワウ、トビ、トモエガモ(〜20,000)、オナガガモ(>5,000)、カルガモ、ヨシガモ、ヒヨドリ、ツグミ、ハクセキレイ。

■2023-1-19 本埜もとの白鳥の郷/千葉県印西市 晴
 久しぶりに寄ってみた。陽のあたる道路は乾いていて雪はないが、当たらない林の北側道路は薄らと凍った雪が張り付いている。かつてベニヒワを探したところを中心にゆっくりと車を流したところ、いくつかの群れに出遇った。ツグミの群れに出くわしたときは、「居るところには居るもんだ」と感じた。収穫は一羽だけ見つかったキレンジャクである。4時間ばかりで退出した。八ヶ岳や南アルプスの遠望が素晴らしかった。
【観察鳥】コハクチョウ(1,008)、アメリカコハクチョウ(2)、オナガガモ(>2,000)

■2023-1-17 長野県南牧みなみまき 晴 気温:-3℃
 久しぶりに寄ってみた。陽のあたる道路は乾いていて雪はないが、当たらない林の北側道路は薄らと凍った雪が張り付いている。かつてベニヒワを探したところを中心にゆっくりと車を流したところ、いくつかの群れに出遇った。ツグミの群れに出くわしたときは、「居るところには居るもんだ」と感じた。収穫は一羽だけ見つかったキレンジャクである。4時間ばかりで退出した。八ヶ岳や南アルプスの遠望が素晴らしかった。
【観察鳥】トビ、キレンジャク(1)、ツグミ(〜20)、カワラヒワ(〜50)、アトリ(〜30)、スズメ(〜30)

■2023-1-11 厚木市旭町 快晴
 ネットにハッカチョウの全国分布を調べて報告してるものがあった。関東地方ではかつて埼玉や東京にでも見られたという。いまは神奈川だけで見られるとあり、20か所を超える観察が報告されている。近場では昨年12月に2回観察されたところが標記の厚木市旭町だ。地図を調べたら、相模川の西岸にあり大きなソニーの開発センターを含んで全面が入り組んだ住宅地である。小さな都市公園すらない。ハッカチョウは台湾では撮っているが国内ではまだである。なので、僥倖を狙って来てみた。
 まず、相模川右岸の河川敷を舐めるように散策したところ、オナガを始め結構な数の野鳥が姿を現した。私を含め「今年はツグミを見ない」というバーダーが多いが、ここではまとめて5羽を見た。居る処に居るようだ。
 丁度2時間ばかり探したがハッカチョウは見られず。その後町内を流してみたが、庭にはほとんど樹木らしき植栽がない住宅ばかりで、あきらめて退出した。
【観察鳥】アオサギ、ダイサギ、カワウ、ノスリ、キジバト、モズ、ハシボソガラス、オナガ(〜5)、ツグミ(〜5)、ヒヨドリ、メジロ、カワラヒワ(〜10)、ジョウビタキ、アオジ、スズメ(〜5)

■2023-1-5 青梅市今寺 快晴
 T.I氏の自宅近くの田圃に流れる農業用水の小川で夕方に撮影。
【観察鳥】クイナ(1)、カルガモ、カワセミ(2)、アオジ、シジュウカラ、スズメ(群)

■2023-1-5 八丁湖 快晴
 ネット情報を見て期待したが、広い池にまばらに数種類が居るだけだった。少しばかり撮影して退出した。
【観察鳥】カイツブリ(多)、オオバン、カワウ(多)、アオサギ、マガモ(多)、カルガモ、キンクロハジロ、スズガモ

■2023-1-5 菅生沼/茨城県 快晴
 T.T氏、T.I氏を誘ってハクチョウの写真を撮りに来た。カメラマンは一人だけいたが、丁度帰るところだった。何が居るか聞いたところ、アメリカコハクチョウが一羽いると言う。探したところすぐ見つかった。嘴の黄色い部分がほとんどない個体と、コハクチョウのそれよりはるかに小さいが少し黄色味がある個体が見つかった。探したところすぐ見つかった。
 嘴の黄色い部分がほとんどない個体と、コハクチョウよりははるかに小さいが少し黄色味がある個体が見つかった。一部の図鑑によればアメリカコハクチョウとコハクチョウの交雑種の可能性もあるとのことだったが、この二羽は飛ぶ時も一緒だし、常にくっついて行動していたのでおそらく共にアメリカコハクチョウだろう。コハクチョウの群れの端におり、時々コハクチョウにつつかれていたので仲間ではないと認識されているらしいことも別種であるとの裏付けになるかもしれない。
【観察鳥アメリカコハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、ダイサギ、オオバン、ノスリ、コガモ、カラス、ハクセキレイ

■2023-1-3 舞岡公園 快晴
 年明けにヤマシギを撮るのが恒例になりつつある。本日は風もなく日差しもやさしい。広い駐車場はほぼ満杯で、初撮りのような雰囲気のバ−ダーが多かった。いつものヤマシギのポイントには10人ほどがカメラを据えていたが、私が到着すると間もなくヤマシギが姿を現し、だんだんと近づいてくれた。今までで最も近い距離で撮影できた。カメラマンは30人ほどに膨らんでいた。
 一方、ヤマシギを背にした湿地に向かって数人のカメラマンが大砲を据えており、クイナが出ると話している。間もなく姿を現したのは、ヒクイナで望外の成果であった。ここ舞岡公園は数はそれほど多くなかったが、多くの種が姿を見せた。本年 初撮りに満足して退出した。
 どこかのバーダー二人が立ち話をしているのを小耳にはさんだ。曰く「今年はまだツグミを見ていない」と。私の得ている感触は誰でも感じているようだ。

ヤマシギを狙うバーダー達
【観察鳥】ヒクイナ(2)、ヤマシギ(1)、キジバト(群)、モズ、カラス、メジロ(群)、シメ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、スズメ(群)、[アカハラ、ルリビタキ、ホオジロ]。[・・]:他者情報
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