クロハラアジサシ
Whiskered Tern
Chlidonias hybrida

■分布:ヨーロッパ南部から中央アジア、アフリカ、南アジア、中国東北部、オーストラリアで繁殖。北方のものは南下して越冬。
 日本では旅鳥として各地に渡来するが、数は少ない。南西諸島ではよく見られる。
■生息地:干潟、埋立地の水たまり、湖沼。
■本州中部で見られる時期:
  ・・・・DEFGH10・・

探鳥記
■2023-7-21 伊佐沼
 当てはないけれど来てみた。11時から午後2時まで沼の東縁にいたが、目の前を二回横切ったヨシゴイ以外めぼしい野鳥は出なかった。二、三人のカメラマンも手持無沙汰のようだ。

 帰り際西縁に回ったところ一人のカメラマンが何かを狙っている。傍に行き、遠方を見たらアジサシらしき水鳥が細い棒の先に留まっていた。

 800mmレンズで覗いてみるとアジサシにしては腹が黒い。「クロハラ?」と聞くと傍のカメラマンは頷く。ここには毎年来るとのこと。しばらく飛んでいるところを懸命に追った。何枚かは良く撮れた。

■2016-8-21 伊佐沼
 アジサシ類は海にいるという思い込みからすると、住宅地が密集する都会の小さな伊佐沼にいることが不思議だ。

■2012-10-14
 奥首川河口に点在する水田に、全部で2,30羽のアジサシ類が居た。写真を眺めても区別が難しいのにフィールドで識別するのはさらに困難である。闇雲に撮った。
 中に嘴が太いのがいてハシブトかもしれないと思うが自信がない。

■2011-6-19
 ヨシゴイと誤認して撮っていたゴイサギの群れと交差するように飛んでいた。コアジサシかなと撮ってみたら、クロハラアジサシだった。
■2010-6-6
 二、三百羽のコアジサシの中に約十羽のアジサシ、そして一羽のクロハラアジサシ。遠方から偶然に見つけて撮った。
 群れが長い浜の中をあっちこっちしょっちゅう移動するので、すぐ見失う。その後たまに見つけたが近くには来なかった。

主要更新
◆'10-6-6:本欄新設
■2023-7-21 (伊佐沼) 薄曇り、後晴れ (Nik863/Z8(800mm)) 面積削減:上から1/3,1/6,1/8,1/16x2,1/32。













■2017-2-3 (ハンバントタ周辺/スリランカ) (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積1/6に削減。





■2016-8-21 (伊佐沼) 晴れ時々うす曇り (Nik540FL/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積削減:上から1/6,1/8,1/6。







■2012-10-14 (億首川河口/沖縄) 曇りときどき小雨 (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積削減:上から2/3x2、1/4。







■2011-6-19 (福島潟/新潟市)  (Pen DA☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積1/16に削減。



■2011-6-6 (九十九里/千葉県) (Pen A☆400mm/1.7X/K-5(1030mm相当)) 面積1/8に削減。






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