タイミルセグロカモメ
(ニシセグロカモメ亜種)
Taimyr Gull
Larus fuscus taimyrensis
■分布:ヨーロッパの大西洋岸で繁殖する。移動性で、南のイギリス諸島から西アフリカへで越冬する。また北アメリカで多く、東海岸で最も一般的である。
日本では冬鳥あるいは旅鳥として全国に飛来する。

 セグロカモメの分類には諸説あり、数種の図鑑やネットを横断的に検索してもほとんど統一された見解が無い。ここではもっとも一般的な説のニシセグロカモメ亜種とした。

探鳥記
■2023-3-21 銚子漁港
 これまでタイミルとしていた同定も確信がなかった。ヒメカモメを撮った後、目の前に脚の黄色いホイグリンかタイミルか決めかねる個体がいた。地元の手練れ中年女性バーダーに識別の仕方を教えてもらって、ひたすら羽を拡げるのを待った。

 20分も経っただろうか、やっと拡げてくれたので、初列風切部の白紋が確認できた。「タイミル」である。ホイグリンはこの白紋がない。

■2022-2-6 銚子漁港
 Japan Birdingが1月22日に銚子でタイミルセグロカモメを撮影したと報告していることを偶然25日にネットで知った。直前の何日かの寒い中での探鳥がたたって風邪をひきかけていたので、完全に治るまで待つことにした。

 タイミルセグロカモメは初見鳥なので例年なら出かけていたのだが、時節柄風邪で寝込むとコロナ感染を疑われる。写真クラブでの直近の重要な仕事もあるので疑われたら役割を果たせない。

 10日経ってほぼ回復したので、思い立って本日出かけた。報告から2週間以上経っているし、駄目もとと考えていた。銚子まで片道190 kmほどの道のりだが、ほとんどが高速なので3時間ほどだ。

 10時過ぎに現場に着いたところ、数人がフィールドスコ−プや、超望遠の大砲を据えていた。しかし熱心に覗くでもなくシャッターを押すでもなかった。中の一人に聞いたら、1kmほど離れたところにニシセグロカモメがいると教えてくれたのでそちらに出かけた。

 ところが何百羽と堤防の上に並んでいるのを60倍のフィールドスコ−プで一羽一羽確かめても見つからない。30分ほどで諦め、数人のいるところに戻って探し出したら、脚の黄色いセグロカモメを見つけた。「これだ!」と小躍りして撮影し始めた。

 しばらくして、周りを探し始めたら、次々と見つかった。全部で5羽ほどだった。12時過ぎに一旦撮影を終え、お祝いに近くの海鮮レストランで中トロマグロ丼を頂いた。格別おいしかった。帰りに波崎漁港に寄ったがカモメはおろか他の海鳥もほとんどいなかった。  
 なお、この日は結構風があり、波がたっていた。防波堤の上で休んでいるより、ユリカモメやウミネコはむしろ集団で港の中の波の上で休んでいた方が多い。
 一方セグロカモメなどの大形のカモメ類はほとんど防波堤の風が避けられる中段の上で休んでいた。

主要更新
◆'23-2-18:Lesser Black-backed GullをTaimyr Gullに変更。
◆'22-2-6:本欄新設
■2023-3-21 (銚子漁港) 薄曇り (M.Zuiko150-500/OM-1(1000mm相当)) 面積1/3に削減。 左:タイミル、右:セグロ









■2023-2-15 (銚子漁港) 晴れ (M.Zuiko150-500/OM-1(1000mm相当)) 面積削減:上から無しx3,2/3,1/3。











■2022-2-6 (銚子魚港) 快晴、風あり (M.Zuiko150-400/2X/(1600mm相当)) 面積削減:上から1/2,3/4。




 ・ (M.Zuiko150-400/2X/(1500mm相当)) 面積削減:上から3/4,1/2。 後:タイミル、前:セグロと推定。




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