アオシギ
Solitary Snipe
Gallinago solitaria

■分布:シベリア東部および中部、ヒマラヤ北部、サハリンで繁殖し、中国南部、インド、パキスタン北部で越冬。
 日本では冬鳥として北海道から沖縄まで記録があるが、本州南部以南では少ない。
■生息地:山地の渓流および水田。
■本州中部で見られる時期:
  @ABC・・・・・10JK

探鳥記
■2018-11-20 奥日光 快晴
 現地に着いたのは10時半頃。アオシギを重点的に探したが見つからず、昼食。その間ガイドはアオシギを探していたらしく、見つけて戻ってきた。
 そそくさと昼食を終えアオシギの居場所にかけつけたがなかなか見つからない。ようやく13時15分に最初の一枚を撮影した。その後アオシギの移動した方向に沿って何回か移動し、より良い画像が撮れた。大成功である。

■2018-3-3 飯能市 快晴
 二羽のクイナが出てきた。クイナを良く見ようと、見やすそうな位置に移動した。

 その時、元の位置にいた二人のベテランが、「一羽が水路の奥に飛び込んだ」という。ただし、私には二羽のクイナがずっと見えていたから、飛び込んだのはおそらくアオシギだろう。クイナに追い立てられて潜んでいたところから飛び出したと思われる。

 大変残念ではあるが、写真を撮れるほど時間はなかったとのこと。ただ、いると判ればこれからの探鳥にも弾みが付く。5時過ぎに退出。

■2018-2-12 飯能市
 今日は昨日より遅らせて9時に着いた。4時45分まで居たが出なかった。ピーク時で焼く15名のカメラマンが集まった。

 土地の古老バーダーに状況を聞いたところ、
@アオシギが発見されたのは1月27日;2月10日までの15日間に、7日出現した、
A3,4日続けて見られない期間があった、
B2月7日から10日までの四日間続けて見られた、
C午前より、午後に出ることが多い、時間は2時から4時半、
D去年は1月下旬から4月上旬まで滞在した、とのことであった。

 この情報により、5日間連続して探鳥すれば、高い確率で見ることができると判断される。明日から見られるまで訪問しようと思う。 まあ、アオシギが居着いてくれていればの話ではあるが。

■2018-2-11 飯能市
 アオシギが出ていると写真クラブ仲間のS氏の情報で来てみた。8時に着いたところ一人のカメラマンがいた。彼はかつて飛島で偶然お会いしてしばらく話をしたA.K氏であった。その後入れ替わり立ち替わり地元のバーダーが訪れて様々なアオシギ情報を教えてくれた。昨日まで四日間続けて出たそうである。カメラマンは全部で20人近くになった。

 過去にアオシギが出た遅い時間である4時半まで待ったが、A.K氏を除いて全て退出したので当方も帰宅した。8時間半待ったことになる。アオシギまだまだ現地に留まると予想されるので、撮れるまで何度でも来ようと思う。

主要更新
◆'18-2-11:本欄新設
■2018-11-20 (奥日光) (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積削減:上から1/4x4,1/3,1/2x2。












  最初の一枚。手前に細い木の枝が邪魔している。これだけで終了と覚悟はしていた。


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