シベリアジュリン
Pallas's Reed Bunting
Emberiza pallasi

■分布:ウラル山脈から東はチェトコ半島までのシベリア、モンゴル、中国北東部で繁殖し、モンゴル、朝鮮半島、中国で越冬する。
 日本では少ない冬鳥として九州以北に渡来する。
■生息地:草地、休耕田。アシ原に入ることもある。オオジュリンと一緒にいることは少ない。
■九州で見られる時期:
  @AB・・・・・・IJK

探鳥記
■2024-1-17 川崎市
 一昨日、T.I氏よりシベリアジュリンの情報があった。昨日は所用があったので、本日T.T氏を誘って三人で訪れた。

 出発する直前、S.T氏より「今まさに撮っている」との電話があった。居ることがわかったので安心して出発できた。

 希少種のシベリアジュリンなので数10人のカメラマンがいると推定していたが、たった10人ほどであった。聞いてみると昨年末からいるそうで、もう最盛期はとっくに過ぎていたので少なかったのではないかと思う。

 1時間半いたが、全身を現してくれたのはわずかだった。

■2019-4-6 シベリアジュリンとオオジュリンの識別

■2019-4-5 横浜市
 前回ミラーレスを試したので、比較のため今回従来の一眼レフを使った。
 結果として掲げたものにほとんど差は無いが、待ち受け時のファインダーの見え方、飛びものに対する即応性にまだ差があり、当分一眼レフを手放せないと判断した。

■2019-3-29 横浜市
 S.T氏に教えられて勇んで訪問した。高速上での事故と下道の渋滞で、55kmを3時間かけてようやく正午ごろ着いた。現場には30名前後のカメラマンがいたが、本命のシベリアジュリンはなかなか良いところに姿を見せてくれないそうだ。

 滞在した約2時間の間にシベリアジュリンとおぼしき個体を何枚か撮ったけれど、現場ではシベリアと識別する確信がなかった。一方、都会の中の湿地なのに思ったより多くの種がいて楽しめた。

■2016-10-24 飛島
 飛島に着いてすぐ11時過ぎから探鳥を始めた。かなりの数のホオジロ類が見られた。
 オオジュリンの雌のような個体が一羽いたが、ベテランと飛島ガイドの識別では、シベリアジュリンだという。私が持参した図鑑によるとシベリアジュリンとは思えなかった。

 持参した図鑑には雄の写真しか載っておらず、これが識別できなかった主因だった。特定の個体の表示に偏りがちな写真図鑑の大きな欠点の一つである。イラスト図鑑は平均的な姿形を載せるので識別しやすい。

主要更新
◆'16-10-29 :本欄新設
■2024-1-17 (川崎市) 快晴 (Nik663/Z8(800mm)) 面積1/4に削減。









■2019-4-6 シベリアジュリンとオオジュリンの識別

   形態で両種の識別をするのは難しいが、上嘴端の曲がり具合が最も識別に適していると言われる。
   シベリアジュリンの曲がりが相対的に小さく、オオジュリンは大きい。   <2019-4-6記>

■2019-4-5 (横浜市) 晴、暖かい、強風 (Nik556PF/D500(750mm相当)) 面積削減:上から1/4,1/6x2,1/4。








 ・3-29  薄曇り、肌寒い <Leica100-400/E-M1(800mm相当)) 面積1/6に削減。







■2016-10-24 (飛島) 曇り時々晴れ、強風 <Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積削減:上から1/4,1/2,1/8,1/12。








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