オオヨシキリ
Oriental Reed Warbler
Acrocephalus orientalis


■分布:イギリスとスカンジナビアおよびアイスランドを除くヨーロッパ、アフリカ北部、中央アジア、ロシアのアムール川流域、サハリン、中国東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季はアフリカ、インド東北部、インドシナ、インドネシア、フィリピン、ニューギニアへ渡る。
 日本で夏鳥として九州以北に渡来する。南西諸島では越冬例がある。
■生息地:平地から山地の河川敷や湖沼畔、湿地のアシ原。
■本州中部で見られる時期:
  ・・・4DEFGHI・・

探鳥記
■2022-7-13 あきる野市
 オオヨシキリは1時間ほどの間に数回ほど飛んだ。ある一定の場所から出入りしており、撮影した画像を見るとほぼ毎回虫を咥えていた。一度はカマキリだった。昆虫界最強のカマキリも形無しだ。
 同じ場所からの出入り、餌を運ぶ動作からまだ育雛していると推定される。

■2021-4-30 あきる野市
 気温は25℃を超え、初夏の陽気である。オオヨシキリの騒がしい鳴き声はかすかに聞こえたが、姿を見せたのは二羽が一瞬バトルした時だけだった。一瞬留まったところを撮影したところ♀らしい姿だった。確信はない。

■2020-5-1 あきる野市
 大型連休が始まり外出抑制が今までにもまして叫ばれる中、一日中ウェブサイトの整理も疲れるので、たまに人のいない秋川の河原に出てみる。
 すると今日は「ギョギョッ、ギョギョッ、ギョシギョシ....」という懐かしい鳴き声がするので土手に座って待っていたら、間もなく目の前にオオヨシキリが現れた。夏鳥の季節が始まったようだ。

■2017-6-5 木更津市
 ソリハシセイタカシギを撮った地域は昔広大な蓮田地帯であったが、今は大部分が放置されアシ原に変わっていた。ここではそこかしこからひっきりなしにオオヨシキリのだみ声が聞こえた。

■2016-5-28 あきる野市
 そばを通るたびにオオヨシキリの声が聞こえてくるので、カメラを持ち出した。着いて10分も経たずに、まさに目の前の狙ったところに出てくれた。

■2013-6-28 札幌市
 コヨシキリは数限りなく遇ったが、オオヨシキリはこのたった一回だけだった。関東ではこの関係が逆転する。

■2012-6-6 市川市
 この時期、どこのアシ原にいっても、「ギョシ、ギョシ、ギョ、ギョ、ギョ、ギョ」というだみ声が聞こえる。間違えようのないオオヨシキリの鳴き声だ。
 この1割でもコヨシキリ、オオセッカ、セッカであってくれればよいものを。

■2010-7-2 あきる野市
 本日、[一眼レフ+超望遠レンズ]での撮影をした。やはり一眼レフも、面積拡大率が8倍を超えるようになると粒子が目立って、一眼デジスコのほうが優位になる。ただし、一眼デジスコの解像感は決して良くはない。これらの撮影はおおよそ50m遠方のオオヨシキリである。
 暫定的な結論として、あきらかに50mより遠方の野鳥は一眼デジスコ、それより近いところは一眼レフという使い分けにしよう。

■2010-7-1 あきる野市
 一眼デジスコのテストを兼ねて撮影した。[一眼レフ+超望遠レンズ]と比べると、両者とも同じような大きさに撮れれば、あきらかに[一眼レフ+超望遠レンズ]が優るが、実質2000mmを超えるような場合は、一眼デジスコが優る。撮影対象の素早い動きや、撮影の立地条件を勘案し選ばざるを得ない。

■2010-5-10 さいたま市
 1m近くに伸びた葦原の中で、数羽がさえずっている。時々中の一羽が外へ出て、葦のてっぺんでさえずっては引っ込む。さえずりはお世辞にも美しいとは言えないだみ声である。

主要更新
◆'11-1-17:UWB-02を編入。
◆'10-5-10:本欄新設
■2023-6-7 (渡良瀬遊水地) 快晴 (Nik445/2X/Z8(800mm)) 面積削減:上から2/3,1/2。





■2023-6-4 (渡良瀬遊水地) 快晴 (Nik445/2X/Z8(800mm)) 面積1/3に削減。



■2022-7-13 (あきる野市) 曇り (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積1/6に削減。 咥えているのはカマキリ





■2022-6-10 (あきる野市) 薄曇り (M.Zuiko150-500/OM-1(1000mm相当)) 面積削減:上から2/3,3/4。





■2022-5-4 (あきる野市) 晴れ (M.Zuiko100-400/OM-1(00mm相当)) 面積1/8に削減。



■2021-5-30 (あきる野市) 晴れ (M.Zuiko340/1.4X/E-M1V(840mm相当)) 面積1/8に削減。





■2021-5-9 (あきる野市) 薄曇り (M.Zuiko340/1.4X/E-M1V(840mm相当)) 面積削減:上から1/8,1/3。 羽虫が纏わりつく。





■2020-5-3 (あきる野市) 薄曇り  (M.Zuiko340/1.4X/E-M1V(840mm相当)) 面積1/3に削減。





■2017-6-5 (木更津市) (Nik540FL/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積2/3に削減。



■2016-5-28 (あきる野市) うす曇り (Nik540FL/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/2に削減。





■2013-6-28 (札幌市五ノ戸公園) (Nik340/1.4X/D7100(630mm相当)) 面積1/3に削減。



■2012-7-15 (印旛沼) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/4に削減。



■2012-6-6 (こざと公園/市川市) 曇り (Nik80-400/D7000(600mm相当)) 面積1/4に削減。



■2012-5-10 (福島潟/新潟市) 曇り (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/4に削減。



■2011-6-19 (福島潟/新潟市)  (Pen DA☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積1/3に削減。



■2011-5-15 (荒川流域/さいたま市)  <一眼デジスコ:TSN885/VA3/45Macro/GH2(1260mm相当)) 面積削減無し。



■2010-5-10  (大久保農地/さいたま市)  (Pen DA☆300/1.7X/ K-7 (765mm相当)) 面積1/4に削減。


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