ワライカワセミ
Laughing Kookaburra
Dacelo novaeguineae

■分布:オーストラリア北東部のヨーク岬半島から南オーストラリア州アデレード付近にかけて。また、西オーストラリア州南西部やタスマニア島、カンガルー島、ニュージーランドにも移入され、分布を広げている。
■生態:森林地帯から、木がまばらに生える草原まで様々な環境に生息するが、都市部にも進出している。大声でさえずって縄張りを誇示するが、このさえずりが人間の笑い声に似ている。
 繁殖期は夏で、巣は木のうろに作る。繁殖に参加しない個体が、抱卵や給餌を手伝う。巣立ち後も、繁殖に参加しなかった個体が、天敵から若鳥を守ることが知られている。非繁殖期も家族で生活し、通常、一生涯をその土地で過ごす。寿命は20年前後。
 木の枝などに止まって獲物を探し、獲物を見つけると飛びかかり、大きなくちばしで獲物を捕える。日本のカワセミのように水に飛び込んで魚を捕食することは稀で、通常は地上で獲物を捕える。昆虫類からネズミ、ヘビに至るまで様々な小動物を捕食し、小鳥の巣を襲うこともある。

探鳥記
■2019-12-6 オーストラリア
 ワライカワセミは随所で見かけた。体は大きいし、人を恐れないのでかなり近ずくこともできる。遇うとなにか懐かしい気持ちになる。

■2013-10-1 キュランダ
 半ば観光を兼ねて、有名な観光地キュランダを訪れた。街中の公園には、現地住民系のグループがたむろしていたり、周辺には多くのみやげ物屋があったり、それらしき景色である。ここではアボリジニの面を買った。
 公園にはまばらに木が生えており、何羽かのワライカワセミをすぐそばで見ることができた。偶然小さな女の子がワライカワセミに近づいたのでツーショットを撮ることができた。

■2013-9-26 ケアンズ近郊
 車で移動中に前方の木の中に居るのを見つけた。本種は本探鳥旅行中、様々なところで遭遇した。かなり個体数は多いと感じた。

■2013-9-24 カワセミ公園
 電柱に数羽留っていた。画像が悪くここには掲載せず。

主要更新
◆'13-10-31:本欄新設
■2019-12-6 (オーストラリア/ドライアンドラ自然保護区) (M.Zuiko340/1.4X/E-M1X(840mm相当)) 面積1/3に削減。
 ・11-29 ( 〃 /ジョーンダラップ湖) (M.Zuiko340/1.4X/E-M1X(840mm相当)) 面積2/3に削減。


 ・11-28 ( 〃 /キングズパーク) (M.Zuiko340/1.4X/E-M1X(840mm相当)) 面積削減:上から3/4,無し,3/4。







■2013-10-1 (キュランダ/オーストラリア) (Nik80-400/D7100)) 面積削減:上から1/4,2/3,無し。






 ・9-27 (アサートン台地/オーストラリア) (Nik80-400/D7100)) 面積1/2に削減。


 ・9-26 (ケアンズ近郊/オーストラリア) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積2/3に削減。



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