ウズラ
Japanese Quail
Coturnix japonica

■分布:モンゴル北部、バイカル湖、アムール、ウスリー、中国北部で繁殖し、朝鮮半島、中国南部、インドシナで越冬する。
 日本では本州中部以北で繁殖する(宮崎、対馬で繁殖例がある)ほか、本州中部以南に冬鳥として渡来する。
■生息地:平地から山地の草原、牧草地、河川敷、農耕地。
■本州中部で見られる時期:
  @ABCDEFGHIJK

探鳥記
■2018-4-11 葛西臨海公園
 4月9日夜、E.Y氏からウズラが載っているブログを紹介された。 覗くと、「4月9日当日、葛西臨海公園でウズラを撮った」と掲載されていた。
 翌日はキャンセルできない所用があったので、二日後の本日来ることにした。中央道、首都高速の渋滞を避けるため、5時45分には中央道に乗り、現地には6時45分についた。

 公園内で一人のカメラマンを見つけたので、出没したという方面を教えてもらい、その辺りで待った。朝早かったせいか誰もおらず、適切な場所であるか確信がなかった。

 8時過ぎにカメラマンが二、三人集まり、その一人が植え込みの脇を歩いたら、足下からウズラが飛び出して茂みに入ってしまった。
 待つこと4時間、ようやく開けたところに出てきた。その時にはカメラマンは17,8人を数えていた。

 20分ぐらい餌を採っていただろうか再び植え込みに隠れた。この間、草に隠れて全身を見ることができなかった。
 そしてまもなく、ほとんどのカメラマンは立ち去った。 私もそこを離れて公園内を巡った後、帰りに再び立ち寄ったら、数人のカメラマンの前でウズラが餌を採っていた。30分は居ただろうか、全身を現したので十分良い画が撮れた。最後には数mの距離まで近寄ってくれた。

 10日は4月9日のブログを見たと思われるカメラマンが50人は押し寄せたとのことで、警戒したウズラは頭を時々草の中から頭を出す程度だったらしい。

 2011年、高取城趾に続く林道でウズラを垣間見てから、ずっと心に引っかかっていた野鳥である。1970年代から1990年代にかけて最も数を減らした野鳥であることも憧れを強くしている。なので、殊の外うれしい。でもこの個体は籠脱け鳥であろうとの噂なので、多少うれしさが割り引かれる。

■2018-2-1 埼玉県川島町
 E.Y氏がコミミズクを撮った場所にいた氏の知人が、近くにウズラを探しに行ったとのこと。雪があるとウズラが見やすいらしい。

 勇んで来てみたが、見つからず。その後、他の知人がウズラ見たという他の場所、二カ所に寄ってみたが、見あたらず。ウズラはますます貴重になっていく。

主要更新
◆'18-2-1:本欄新設
■2018-4-11 (葛西臨海公園) 曇り一時小雨、後晴れ、強風  (Tam150-600/D500(適宜調整)> 面積2/3に削減。














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