イナバヒタキ
Isabelline Wheatear
Oenanthe isabellina

日本では過去に10回程度しか記録されていない超希少種

■分布: トルコからロシア南部、モンゴル、中国北部で繁殖し、冬季はアフリカ中部および頭部からアラビアを経てインド北西部に渡る。
 日本では迷鳥として千葉、新潟、愛知、大阪、鳥取、大分、舳倉島、対馬、沖縄などで 記録がある。
■生息地:農耕地、草地、砂浜。
■本州中部で見られる時期:
  ・・・45・・・9・・・

探鳥記
■2018-6-17 ヨリン・アム渓谷
 遠すぎてカメラを覗いてもフィールドでは識別は難しかった。

■2012-5-9 飛島
 滞在最終日の朝早く、ヘリポートの処で女性のバーダー二人が知り合いの年配バーダーに小さな声で何か耳打ちしている。こんなひそひそ話の場合は決まって珍鳥を見つけたのである。
 2、3時間後、別の場所で10数人のグループの中で「イナバヒタキが出たそうだ」と声高に話していた。それで納得した。

 その場所は民宿からすぐのところであった。そんな秘密情報に即応するのも大人げないと目標のカラスバトを探し続けた。最終日は午前中しかいられないので帰りがてらに民宿の近くに寄ってみた。イナバヒタキはまだそこに居たのである。シャッターを切り続けた。

 イナバヒタキは希少種であることはわかっていたが、帰宅してから図鑑を見ると、過去に10回程しか記録されていない超希少種とわかった。そこにまだ居たから良かったものの、もし去っていたらずっと後悔してただろう。やせ我慢もほどほどにしよう。

主要更新
◆'12-5-11:本欄新設
■2018-12-1 (クム・ヘール村/デリー近郊/インド) (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積削減:上から1/6、1/8。





■2018-6-18 (南ゴビ/モンゴル) 快晴 (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積削減:上から1/6,2/3x2。






 ・6-17 (ヨリン・アム渓谷/モンゴル) 快晴 (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積1/32に削減。





■2012-5-9 (飛島) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/3に削減。










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