アメリカセグロカモメ
American Herring Gull
Larus smithsonianus

■分布:繁殖範囲は、 アラスカの中部と南部から五大湖とメイン州の南からノースカロライナ州までの米国の北東海岸まで、北アメリカの北部に広がっている。 南西部と北極圏を除き、カナダのほとんどで繁殖する。
■生態:通常、海岸、島、崖の水の近くのコロニーで営巣する。ムール貝、カニ、ウニ、イカなどの海産無脊椎動物や小魚、昆虫、ひなや卵を含む他の鳥などを餌とする。
 <Wikipediaより>

探鳥記
■2020-3-3 銚子漁港
 ネット情報によって来訪した。堤防の上には所狭しとカモメ類、ウミウ類がならんでおり、優に1000羽を超えるだろう。最初の内は懸命にアメリカセグロの幼鳥を探した。それらしき個体が何羽かいたのでかなりの枚数撮影したが確信が持てない。ほぼ諦めて、台風を避けて陸上に上がっていたハイイロヒレアシシギがいたところに行ってみた。もう8年も前のことである。

 すると港内の幅が100m程度の小さな干潟に2,300羽のカモメ類が群れていた。その前には数台の車が止まっており、室内からカメラを出して狙っていた。「もしかしたら」と思って加わったが何も起こらない。中の一人のベテラン女性バーダーにアメリカセグロカモメの消息を訊ねたところ、「今はここにいない」との返事だった。ここにいる人達はこれを狙っているに違いないと確信した。

 しばらく待ったがそれらしき姿は見つからず、セグロカモメをいくつか撮ってみた。その後彼の女性バーダーに話しかけたら「今目の前にいたが飛び去った」という、焦った。しかし「あなたもその方向にカメラを向けていたから撮ったのではないか」との事。いそいでモニターで確認すると、まさに撮っていた。全く認識せずに撮っていたことになる。危ない!危ない!

■2004-12-12 サンフランシスコ
 サンフランシスコに出張するとほとんどフィッシャーマンズワーフを訪れる。ここには人を恐れないカモメがたくさんいて、行くたびに写真を撮ってくる。

主要更新
◆'12-9-5:学名修正:Larus argentatus → Larus smithsonianus。
◆'11-8-22:従来アメリカセグロカモメの幼鳥としていたがオグロカモメの幼鳥に変更。
◆'10-8-15:誤特定のシロカモメを削除。
◆'10-4-3:本欄新設
■2020-3-3 (銚子漁港) (M.Zuiko340/1.4X/E-M1V(840mm相当)) 面積削減:上から3/4x4,1/2x2。








  左はオオセグロカモメ / 右:アメリカセグロカモメ:下面は一様に褐色斑で覆われる。





■2008-8-9 (バンクーバー/カナダ) (Pen18-250/K20D(375mm相当)) 面積削減無し。



■2004-12-12 (サンフランシスコ、フィッシャーマンズワーフ) (125mm/*istD(190mm相当)) 面積削減無し。


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